ツバメがやってきた。
夏鳥と言われるが渡来は年々早くなっているようだ。
今朝はまだ寒かったのに元気に飛び回っていた。
昔は大方の家の軒先に巣を作っていたが、糞害を嫌って取ってしまうので今では巣を作る家は少なくなった。
ツバメは巣を壊されない家を覚えていて毎年そこに巣を作る。
人家を子育ての場所に選ぶのはカラスなどの天敵から身を守るためだといわれる。
フィリピンやマレーシアなど南方の方から渡ってくるらしい。
ウィルス対策で人の往来は規制出来てもツバメのような渡り鳥を止めることは出来ない。
日本は島国で疫病の防御はし易いと思われがちだが、鳥たちにとっては陸続きと何ら変わらない。
感染が拡大している国にも鳥のように自由に飛び回っている人間が居るようで困ったものだ。
人間は勝手なもので家畜には感染拡大予防で大量虐殺を繰り返してきた。
ニワトリや豚や牛はアウシュビッツの惨劇のように穴に放り込まれて火に焼かれてきた。
人間は今、そのような無垢の命の呪いを感じても良いのかもしれない。