時が止まったような燦燦と降り注ぐ陽の光。 恵みの雨。 谷を吹き抜ける風。 カラスの鳴き声。 半世紀前と何ら変わらない風景が有る。 時はゆっくりと流れた。 人の生活は変わったのか? いや、変わらない。 純朴な人間性が変わるはずがない。 唯々時々を一生懸命に生きるだけだ。 これから先も何も変わりようがないのだ。 それは、素晴らしいことではないか。 アルバイトの誘いが有った。 何か世の中の役に立ちたいと思う。