飛び級で2→4となった。
母の要介護度である。
ダメじゃん、ちゃんと段階を踏んできちんと学習して成長していかなきゃ。
進級?は嬉しいような悲しいような、とりあえず特養入所基準はクリアーした。
以前にも触れたが認知症患者の要介護度を測るのは難しい。
一見普通に見えるが深淵にカオスな世界が広がっている。
認知症患者に接する人は深く入り込んでしまったことを後悔する。
この1年足らずの間に母の異常さ加減は他人にも直ぐ分かるようになってきた。
変更申請は私から言い出したのではなく施設側から提案されてのことだ。
ぶっちゃけ「こんなに手間掛かるのは敵わんよ」だろう。
他の入居者との相対的比較もあるだろう。
まあ結果として飛び級で要介護度は上がり、後は要介護5の出来上がりにリーチがかかった訳だ。
介護保険の有効期間も3年から1年に戻った、1年後の審査時には教わった言葉を吐いてみよう。
「貸してあげるから持って帰って」。
ああ悲しい、せめてホームに慣れてくれないものか、何時行っても新鮮に施設内で浮いてしまっている。
明日は父と一緒にホームから連れ出すことにしよう。