今ごろから台風の心配をしている私である。
私だけではないようだ。
去年2回襲ってきた台風で被害が有った洗濯干し場の改修を依頼した業者の談。
「去年の被害箇所の修理依頼が未だ全部終わらない内に今年の台風シーズンを迎えそうだ」
それでも私からの依頼は間に合わせると言ってくれた。
去年洗濯干し場のガラス戸が吹き飛びお隣の畑に割れ散らばった。
暴風雨の中でガラスを拾い集めていた私は次に訪れるであろう仕事を予測出来た。
風通しも見通しも良くなった洗濯干し場はそのままにしておいてももうそれ以上壊れない。
しかし、母が早く直してくれと(訳は悲しくて書けない)言うので私が樹脂トタンを貼り付けて応急修理した。
その作業は強度を無視したおっつけ仕事であり、穏やかな日々には見栄え良く体裁を保って母は喜んでいたが、台風には耐えられず今度はトタンが飛んで近隣に被害を及ぼすことは目に見えていた。
いつか補強修理しなければと思いながら気力が起こらず今回の業者への依頼となった。
業者にはその前に母屋の網戸張り替えを依頼しており、それが仕上がってきたとき、洗濯干し場の修理もやって欲しいな〜、と誘惑したら前記のような忙しい状況であるが受けましょうとなった。
しかしよく考えてみると、母が家に居なくなってしまった今となっては、トタンを剥がしてしまうだけでも良かったような気もする。
まあ良い、もう発注したのだから。
今日、座敷の畳が仕上がってきた。
畳屋さんも忙しいらしく次の部屋の畳を持っていかない。
梅雨時は畳屋も襖屋も仕事は進まないようだ。
明日は雨降りだが父母の施設転所は予定通り。