現在進行形

 妻の入所施設では管理者の人員配置に変更があったようで事務所の座席位置が変わっている。

新規採用者や退職者はいないようで、既存の人材による適正化のようだ。

私は施設内部の実態を知らない為、その配置変更が何故行われたのかは知りようが無いけれど何らかの問題点を抱えていたのだろう。夕刻訪れるとガラス張りの会議室で頻繁に管理者会議は行われていたから。

最近妻のユニットには新たに若いスタッフも採用され馴染んできたようで安心している。

私の夕食時面会介助はもちろん義務ではなく施設側に当てにされては困るが感謝されている事実はある。行かないと何か不安が有るのも又事実である。

妻のユニット10人の中で自立して食事が出来る人は2~3人であるから食事時はスタッフにとって非常に忙しい時間帯となる。新しい施設長や事務長も輪番で応援に入らなければならない状況は一向に変わらない。

私の3時間の労働は義務ではなく権利なのである。

「すべての国民は勤労の権利を有し義務を負ふ」。憲法にもそう謳われている。

今日は勤労感謝の日。私に感謝してくれる人がいるだけで嬉しい。