現在進行形

昨日田舎から戻ってきた。

標高100mの山間地も平地と変わらず暑い。

畑もカラカラに乾いて無残な状態になった。

私が居ないときは水撒きさえ出来ないのが両親の実態である。

僅かに生き残った野菜もカラスや猿のエサになっておしまい。

今年の初盆参りは5件、近所の1件を除いて父の知人という関係、私は故人を知らないが代理で参った。

義理ごとを省けないのが田舎の人情でもあり又厄介なところでもある。

1週間も滞在すると誰かが亡くなるのではないかと、電話が鳴るとドッキリする。

実際そういうことが多く、田舎に滞在=誰かの葬儀という嬉しくない経験を何回もしてきた。

夏冬の体に応える盛りにはその確率が高い。

田舎では稲刈り時期が迫っている。

いつ稲刈りをするか?

稲作農家の関心ははるか南の洋上に生まれる台風の卵に向けられている。

昔は台風に襲われベッタリ倒れた稲を見て天を仰いだ人が多かったが、

いまどきそんなヘマをする人はいない、

知人の葬儀に見舞われた人以外には。