忘れられた原発 幾重もの防壁を溶かして落ちてきた厄介な物質が一体どれほどの質量なのか、 今だ人々に知らせようとしない者たち。 無知な大衆の危険への感受性を疑っての作為か。 百数十トンのウラン燃料が高温で溶け被覆管と混ざり合い、 水と反応してボロボロになり大量に堆積している。 海や大地を汚したのはほんの一握りにすぎないのです。 忘れたくても、 消し去れぬ悲しい現実が東北の海岸に有るのです。