厄年に少し前、
桜の頃から変になってゆく。
よくも暑い夏を乗りきれたものだと今では思う。
はまり込んだ構造の式を解く知恵も手段も持たなかった。

屋上から学園の運動会を眺めていた、
天真爛漫な子どもたちだ。
気持ちは固まった、あそこへ行こう。
女房殿に相談する。
私は変か?
 変ぢゃほいほい
何時から?
 桜の頃からほいほい
休養してもよいか?
 直ぐ行けほいほい
着の身着のまま女房に跨り楽園の門を叩く。
1ヶ月後
駐輪場で待っていた女房に跨り家に戻る。
何事も無かったように地球は回っていた。
今でも時々女房殿がチクル
又行くのけ?

真似する人もいて困る・・あはは。