今までは忙しく、ごくたまーにしか更新してこなくいつの間にか消えていったブログ達。
今は訳あって休職中につきまた0から始めてみました。



実は、アメブロにはずっと登録だけしていてなかなか書く事もなく放置していたけれど、iPhoneのアプリでアメブロを見つけて「なんだコレ」と、ダウンロードした所 突然無性にやりたくなっと言う事です。

もう明日から梅雨だと言うし、休みといっても家にいる事が多いのできっと、タラタラと書き綴れば意味のある時間になると思ったって事を思った訳でございます。

故に、長ったらしい能書きばかりのブログになりうるかも知れません。そして、僕の言ってる事が必ずしも正解であると言う事は確実にない訳なのですが、そこは御愛嬌!サクっと読み流してくだせい。



そんな、こんなな梅雨入り前日の貴重な快晴である今日を、本屋とコンビニだけの行動で終らせる自分が物凄く恥じらしく、情けなく、どこか同年代の若者達に疎外感を感じるのであります。
今頃僕の年代の人達は何をしているんだろうと常々思う訳で、色々な想像をしてそして想像の時点で色んな意味の敗北を毎日感じている。
きっとこんな事を思うのは、どうでしょうか。僕だけでしょうか。





そんな事を考えていると、フッと昔のツレを思い出したりします。

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中学3年生の時の文化祭で、はみ出しもの達だけで成し遂げた「エッサッサ」と言うソーラン節的な物で、これがまた練習が辛い辛い。
当然、毎日昼から学校行く様なもんが朝5時には学校の格技場に集まり、腹筋や腕立て、異様に長いストレッチ。遅刻したものはこの全員の真ん中で腕立て100回とか。大体が、40回位で産まれたての子鹿みたいにフルフル震えて
「んフハぁ、うン」みたいな声して倒れちゃう。それがもうみんなツボなんだけど笑ったらおしまいな訳なんです。
そりゃ朝練があれば、午後練もありますわ。
放課後はとにかく走る。もうみんな馬鹿だからローファーで走るの。
上ジャージで靴ローファーって、やる気ない証拠。まぁあれだけ人数いたら、必ず3~4人は茂みでタバコ吸ってます。
でも、やってる方は必死だからチクっちゃう。もうそこでは友達とか関係ないくなってしまうトリックな罠は、きっと先生方の狙いだったんだなあと今になって気付きました。

あるヤツは起きれないからと、毎朝部屋までズンズンと先生がお迎えに来られたり、弁当を忘れたヤツには金で貸しを作られたりと縛りがまさに、ヤミ金と一緒なのがやはり普通ではなかった。

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ピンボケで申し訳ないが、シルエットでもお分かり頂けると思います。

コレ、やくざです。

生活指導と言う肩書きをもつ

ただの、やくざです。


そして、そんなやくざの元生徒で、この学校の卒業生と言うイケイケのチンピラ(当時26歳)も顧問だったのです。
こんな事ってありますか?また、このチンピラのシノギがエグいんですよ。
練習が高校受験と重なっていた為に、高校進学が危うい生徒の家に行き、家庭教師として親御さんからお金を巻き上げると言う手口で、はばを利かせていたのを僕は知っている。
結果が、誰でも入学出来る高校を選ばせていたのが物語っているんです。

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ジャージで体育会系を装っていますが、その本質は僕らの2つ上の先輩まで名前が轟いていたみたいです。

そんなデビル達は
常に本気なのが熱っ苦しくもあり、時に温かくもありました。
今では、いい経験だと思う様にしています。

なんじゃかんじゃで、文化祭1週間前に僕はマイコプラズマ肺炎に掛かり高熱が出てずっと寝込んでしまったのです。
実は僕はいつもそうなんですか、二年生の旅行でスキーに行くのに前日に足を折るじゃなくて、カナリひどい捻挫したりとか、アホなんです。

その時は始めての40度超えの熱だったので死ぬかもと、感染する恐れで部屋に隔離された状態でかつて味わった事のない孤独を感じていた所、当時付き合っていた子が玄関先まで来てくれてレトルトのお粥と、手紙を置いて行ってくれたのです。
意識朦朧の中、母親と遠くで喋ってる彼女の声が物凄く愛しくて、近くにいるのに遠いみたいな切ない気持ちになって、且つ「エッサッサ」の事も心配でまくらを涙で濡らしたのでした。
少し落ち着いて、母親が温めてくれたお粥を食べながら手紙を開いたら
彼女がみんなにメッセージを貰っていて、それぞれ少ない言葉ではあったが
僕が心配していた事や、情けない自分の事を全部ふっ飛ばしてくれたんです。もちろん泣きました。そして、本当に大切な仲間がやっと見つかった気がしました。

そーゆう精神的な支えもあり、文化祭当日には、なんとか動ける様になり最終練習を完璧にこなし、それぞれ各クラスでの出し物もそれなりに参加し全てが終わった後、僕らに用意されたのは自由観覧なはずなのに

ほぼ全校生徒が見守る校庭。




そして、熱い男達の、僕の思い出の


「エッサッサ」が始まった。








そんなツレ達15人の中の2人を除く13人は、若くして子供をつくったりだとか、パティシエになると修行しに行ったりと、それぞれ違う友達と付き合ったり、それぞれ違う道を歩み、だんだんと携帯の番号すら知らない他人になってしまった。
きっとそれぞれ必死で何か残そうと、仕事や恋や遊びや趣味やで毎日全力で生きてるに違いないと思う。

その2人の中の1人とは毎週変わらず飲みに行く事を願い。もう1人はきっと死ぬまで同じ道を歩み
そして、またいつかみんなが会えたらきっと昔と変わらず下ネタ連発の飲み会ができる事を信じている。


そんなものを久しぶりに思い出しますと、なぜか熱い気持ちも思い出します。
いつ昔のツレ、先生にあっても恥ずかしくない自分でありたいのはきっとみんなも一緒だと思います。
知り合いを見かけてこそこそっと隠れる様なカスにはなりたくはないものであります。


だって
いつまでも
俺はお前の味方だし
お前は俺のツレなんだから。


rakugaki:01