このサインを見たことあるだろうか?




福岡麻雀サークル

ぽこの会に

飾られているサインである


以前、日記にも書いたが

『わたぼう』という男が

2020九州最強位になった記念に

サインをお願いしたところ


前からサインの準備をしていたのか

この男の座右の銘なのか

躊躇なく書いたサインである



こういうなにかを成し遂げる人は

普通とは違うと言えばいいのだろうか

決して、悪い意味ではないのだが…

進撃の巨人という漫画でいうところの『奇行種』だと思う

※『奇行種』とは…『通常種』には当てはまらない巨人を指し、捕食対象の人間を無視したり、突然走ったりと予想外の行動をとる



例えば


いちろー『歳には敵わないわ〜』とか言いながら


※数週間前のサークル活動にて


役がないのに一生懸命、仕掛けて倒してしまう『いちろー』



かとたん『萬子だけ一年に1回はするんよねー』



※2021年サークル活動にて


圧倒的な配牌で『4,000オール』と言いながら、点棒を支払う『かとたん』



対面のくらさんから『こいつ無茶苦茶するわ』と言われても気付かない



※2020年サークル活動にて


上家の北をリャンメンでチーする『おかん』も



結局のところ、対戦者を惑わせるだけで、やっていることは『通常種』である



『奇行種』がいないと進撃の巨人の物語が始まらないように




こういう局面で



平気な顔をして



座右の銘のとおり



こうする


対戦者ではなく

観戦している我々を惑わせるのが

『奇行種』である


今日はそんな男との出会いについて書こうと思う



2019年6月設立後、知り合いでセットをサークル活動としていたが

なかなか知り合いだけでは人数が揃わなくなってきた


2020年1月から、インターネットで繋がるのに抵抗があったものの

ホームページとジモティーでメンバー募集をしてみる


活動日時と場所だけ書いたが

お問い合わせされることを想定しておらず

おかん、あにぽこ、うえぽん

の3人が集まり、キャナルシティ博多近くにある『どらいち』という

雀荘で3人打ちをしていた

※当時はサークル活動のルールで、3人打ちを採用していた


活動開始としていた30分前に集まった3人は

いつものように集まり次第、麻雀を始める


夢中になっている3人がいる店内で不審な電話が入る

『今、博多駅にいます。ぽこの会の人はいますか?』


当時は、知り合い同士のセットということもあり、

お店の人にサークル名を伝えておらず、

もちろん知名度もない

店員さんは困ったように、

『セットは何卓かあるが、わからない』

と答えたようだ


もちろん、我々3人は気付くことなく、麻雀をしている


そしたら、間もなくして、また不審な電話が鳴る

『キャナルシティの近くに来たが、店の場所がわからない』


そう

読者のみなさんも気付いただろうか

わかった人も多いであろう


捨てたはずの人形から

電話がかかってきて

自分の場所だけ伝えて

電話をきる


まもなくしてまた

電話がかかってきて


自分の場所だけ伝えて

電話をきる


しかも

自分の居場所に近くなっていく


そんな物語である

『メリーさんの電話』


それと同じ状況であることに…

丁寧に店の場所を説明した店員さんは電話を切った後に

店内にいるお客さんに『ぽこの会さんはおられますかー?』と尋ねていき

その経緯を聞いた3人は慌てて通知オフとしていた携帯から

わたぼうからの問い合わせに気付く


本当にその瞬間

店の扉が開いた


今となって考えれば

あの時、3人の頭の上に出ていたであろう『!』の数は

メリーさんの電話で『お前の後ろだ』と言われた時に出るであろう

『!』の数をはるかに上回っていたと思う


それが『2020九州最強位』『わたぼう』との出会いである

※こういう失敗を繰り返して、ぽこの会は運用変更を繰り返し

今では複数人がお問い合わせを確認出来る運用となりました。

ほとんどの人が『こんなサークル大丈夫かな?』と思って挫折するであろう

状況にも関わらず、来てくれたことに感謝と申し訳なさでいっぱいです。


SNS募集の初回参加である『わたぼう』は

加入して2ヶ月後から現在に至るまで

ぽこの会の副代表としてサークルの運営および発展に

多大なる協力をしてくれていることを

サークルメンバー全員わかっていると思います。



おかん