昨日はネガティブな気持ちを吐き出してしまいました。

あの後も、私のモヤモヤは晴れないのですが、こういう時は、少しでも前に進みたくて、今できることは何かって考えちゃうんですよね。そして、こういう時は私の気持ちを娘に押し付けないように、気をつけないと。。


娘を見ていて、自分の思い通りにならないと癇癪を起こすことは、ずっと変わらない課題だと思っています。ただ、最近マシにはなってきていて、癇癪やわがままを言った後には「さっきはごめんなさい」と言えるようにもなってきています。


大きくなってきたことに加えて、一番長く続けている療育で、タイマーを使った切り替えの練習をずっと続けてきたことも影響しているのかもしれません。遊びの途中でタイマーがなったらお片付け。こんな単純なことをずっと続けていて、親としてはもう少しお勉強的なことをしてほしいという気持ちもあったのですが、最近娘がテレビをやめられたり、昨日はダメだったけど、登園時にすんなり家を出られる時が増えてきたのは、この練習の効果かもしれません。


人に対して、つい言い方がキツくなりがちな娘ですが、療育では、課題をやりたくなくて机に突っ伏してしまったお友達に、ぬいぐるみを使ってちょんちょんとしたり、こっそり答えを耳打ちしたり。欲しいおもちゃがなくて怒っているお友達には、「これで一緒に遊ぼ」と声をかけたりしていました。また、遊びの時間に、先生に自分のことをお話しする場面も増えてきました。


自信がなくて、劣等感が邪魔をしてしまう面は多いですが、だからこその優しさ(全方位的ではないですが)も育ってきているように感じています。


だけど、周りと比べて自分がどうかを意識しやすく、聴覚過敏もある娘には、のんびりゆったりな環境が大事だろうと思っています。


というのも、先日の娘の「おばかさん」発言以降、保育園を変えたいという気持ちがますます強くなってきていて。就学準備のお勉強もちゃんとやりますという園で、2歳の頃からひらがなを使った遊びを取り入れていました。家でやらなくても保育園で全部教えてくれた、ありがとうというご家庭もいますし、多くのご家庭がそうであれば、先生方のモチベーションもそちらに向くのは仕方がないことでしょう。

でも、娘は「文字が読めない。算数覚えられない。覚えられない自分はダメだ。」と、劣等感だけこじらせてしまい、家ではひらがなに強い拒絶を示すようになってしまいました。

今から転園するのはリスクが大きいですが、外遊び中心ののんびり園に行けないものかと考えているところです。


小学校は普通級ではないだろうし、学童よりも放課後デイの方がいいだろうと思っています。今住んでいるエリアには、預かり型の放デイはとても少なく、近隣の小学校は8割塾に通って中学受験ガッツリさせます的な意識高い系なので、引っ越しも含めて検討中です。通級と支援級が両方あって、運動もさせてくれる放デイが近くにあるところ。


療育先で最近言われたのは、成功体験の長期記憶を積み上げましょうということでした。


娘の負けず嫌い、できていたいという強い気持ちは、後から必ずいかせるはず。でも、人よりも発達がゆっくりな今の段階では、その気持ちはとても辛い足かせになる。だから、無理せず、自然体でいられる環境を選んであげたい。保育園選びは親の都合を優先してしまいましたが、これからの選択は、娘第一で決めていきたい。



話は変わりますが、最近、仕事で従業員エンゲージメントという言葉を知りました。従業員が自発的にいきいきと、組織のために働こうという意欲のことらしいのですが、この向上には、上司や周囲の人からの「理解と承認」が重要なようです。


相手を理解し、頑張りを認める、、、子育てと一緒じゃん。


なんていうか、大人の世界だって苦労してることは同じだなって思いました。