大学生の時親元を離れたため、一人暮らしの生活が割と長かった私ですが、社会人になり、結婚してからも片付けが大の苦手でした。来客がある時には、どうにか部屋にまき散らされたものを、クローゼットなどに押し込めてごまかしてきましたが、基本的にはいつも床に物が置いてあり、散らかっていました。また、そんなに贅沢をしているわけでもなく、社会人になってから後は収入が格段になかったわけでもないのに、お金が全くたまらずにいました。
自分でもこのままじゃいけないと思い、結婚後は「片付けが簡単にできる!」などといった指南書を読んでみたり、家計簿をつけてみたりしました。でも、本を読んだり家計簿をつけ始めた直後はどうにか意識して部屋を片付けたりお金の出方に気を付けたりするのですが長続きせず、結局部屋は散らかったまま、お金もたまらないままでした。
そんな私が「断捨離」という言葉に出会い、実践するに至ったのは、自分の初めての出産・育児を経験したことがきっかけでした。子供が生まれると、本当に自分の時間がなくなります。
今までのように、散らかった部屋の中で何か物を探したり、たくさんある自分の服の中から、今日着る一枚を決めるのに迷う時間だって惜しい。そして、そんな中で物がたくさんあっても、毎日使うものはごくわずかだということと、物が散らかった部屋では子供が怪我をするかもしれないし、収納しきれないほどに物がたくさんあるせいで、掃除がうまく行き届かず、子供にほこりを吸わせることになるということに気付いたんです。
そして、その「自分は物を持ちすぎている」から部屋が片付かず、あまり考えずに「物をむやみに買って増やす」からお金もたまらないのだという考えのもと、断捨離を始めました。
今では本当に必要なものだけを残して、あとは人にあげたり処分したりしたので、収納しきれないほどの物もありませんし、床やテーブルの上が物で埋まることもなくなったので掃除も楽になりました。また、物を買うときも本当に必要なものか、すぐに断捨離の対象にはならないか、じっくり考えて買うようになったので、お金も少しはたまるように。もっと早く「断捨離」というものに出会っていればよかったなと、今ではつくづく思います。
