零細企業の社長のつぶやき

零細企業の社長のつぶやき

ベンチャー、大企業を経て、現在は細々と小さな企業で社長をしています。

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仕事を振るのは、自分がそれをできないから。
でも「できない」には大きく3つある。

1つは、時間をかければ出来るだろうけど、時間がなくてできないから、時間がある人に振る
1つは、時間をかければ出来るだろうけど、精度が高くできないから、よりできる人に振る
1つは、能力的にも時間的にもできないから、誰かに振る

最後の1つをやっている上司は多いなあ。

真ん中は仕事全般に言えること。

最初のは上司として理想。最後は自分で責任が取れることが大事。

KPIだのKGIだのを偉そうに言う奴がたくさんいるけど、それしか見てない数値管理バカがすげえいる気がする。

本来仕事って、他の人にとって価値あることをするものなのに、数値管理がきついからそれができないという会社が大手になるほどある。

いや、数値は管理せにゃならんよ。黒字倒産なんてこともあるからね。

でも、ガチガチのマイクロマネジメント数値管理は人を機械化するだけで疲弊するわけで。

数値しか見てなくて思考停止してるお偉いさん方、まじで日本のために早く引退してくれ。

昨日は新しく仲間になる人との食事。10人程度の会社に、副業ながらも来てくれるのは有難い。

なかなか志を同じくする人と出会うことは少ない。 いいねという人はいるけど、じゃあやろうかとなると、いや自分は、と。

昨日は逆で、いろいろやりたいんだ、というお話し。現状ダメなんだという危機感、早くしないと被害が広がるという使命感、そんな話をいろいろと。

大手企業だと、なかなか組織の論理があって、評価制度があって、それで本音と建て前を使い分け、仮面を被って仕事をするというのがよくある話。その点、零細企業は好きなようにできるので、金はないけどやりたいことを素直にできる。

ともあれ昨日は気付くと4時間。彼とは15歳も離れているけど同士としてやっていきたいと思った。
今日は予定が長引いて、オフィスに帰ったら1人いた。おっ、一緒にメシでもと思ったら、明日早いから帰りまーす、とあっさり帰宅。

社長になってから3年、もともとメンバーからスタートしてるのでこっちはまだ同僚って気持ちなんだけど、向こうからしたら生殺与奪の権を持ったやつなわけで。

社長って孤独だよとよく聞くけど、ほんとそうだなあ。気軽に飲みに行ったり遊んだりもできない。だから社長ってほかの社長とつるんだりするんだろうなー、と1人帰路につく夜11時。