我が家にある1 畳程度の庭に,家庭菜園としてレタスを植えた。レタスは日に日に大きくなり,毎日水をやるのが楽しみであった。

 

レタスの葉は,新鮮そのもので,もぎとってすぐにでも食べたかったが,大きくなるまで我慢することにした。

 

ある日スーパーに行くと,レタスが200 円で販売されていた。私の植えたレタスの苗は50 円であったので,毎日水をやっても150 円の儲けにしかならないことに気づいた。

 

それ以来,レタスに水をやるのがバカバカしくなった。夕食でちょうど野菜が足りなかったこともあり,まだ十分に育っていないが育てたレタスを食べることにした。

 

採りたてのレタスは,サラダとなって我が家の食卓に上った。

 

娘が,「レタス,すぐに大きくなったね」

 

「肥料がよかったんだよ」と私。

 

「肥料なんかあげてないよ」

 

「昨年,庭でねこがうんちやおしっこをしてたでしょ。あれが肥料.

 

その後,だれもレタスに手を付けなかった。