皆さん、こんばんわ!
pojimoriです。

今日は、考えさせられた本の紹介です。

『LEAN IN』という本です。
facebookのCOOであるサンドバーグ氏が書いた、女性のリーダー本です。


僕の母は、典型的な専業主婦でした。
毎日帰れば母がいて、それが当たり前の幼少時代でした。   

そんな僕でしたが、

自分が築いた家族は2人の意向で、共働きを選択しました。もしかしたら、専業主婦が似合う奥さんをもらっていたら、相手が仕事を辞めて、育児をしていい?と言われたら、もちろんオッケーです。それが妻の意思なら。

今でもそのスタンスは変わりがありませんが、僕の妻は上海から日本に来て、同じ会社に入りました。

やめようとしたシーンは、正直何回かありました。  

でも、僕の心の中にも、妻の心の中にも、

「会社をやめたらもったいない」

という感覚があったのは、事実です。
 
そんな妻は、本社に抜擢⁈され、中国とは関係ない仕事ではあるものの、生き生きと働いています。

妻が会社をやめたらもったいない、

と思いながら、育児は99%妻任せでした。
何で自分は毎日遅く帰ってて、妻は、17時半にきっちり帰ってきて、お迎えをしてご飯を作れるのだろう。   

それが、当たり前だと思ってました。

2ヶ月前に高校野球部時代のキャプテンと2人で飲みました。  彼の妻も仕事人で、どうやって育児に参画してるの?と聞くと、

「朝は毎日送ってて、洗濯物は必ず俺がやってるよ」
 
って、話してくれました。料理は全て奥さん。





「えっ! 毎日?」




その瞬間に浮かんだ言葉を率直に言うと、

すごいなー、尊敬するが3割と、
俺は営業だから無理が7割
です。




3月に入ってから、彼をまねて、毎日送ることにしてみました。 その為には、息子の早起きという協力が必須です。

保育園には、息子の親友のひとしくんが、いつも7時30分前に来ています。

それを告げて、その夜寝ると、朝彼はいつもより早く起きてきました。そして、それから、必ず7時前に起きるリズムが出来ました。それにより、基本、毎朝送れるリズムが出来ました。

ひとしくんに感謝です😀

週に一回は送って、週に一回は迎えに行く。

これを宣言しても、全く出来ずに1年間経ちました。妻は、限界寸前でした。多分。

「やる日とやらない日を決めずに、やることとやらない事を決めた方が、確実に上手くいく」

これが、僕の出した結論です。


そうする事で、家事がうまく分担され、妻の大変さも育児のやりがいも理解できるようになり、妻にも少しずつ心の余裕が生まれてきた気がします。

4月から東京支社に異動してバリバリの営業部隊に行きますが、

7時半に送って9時前に出社する事は可能なので、

「毎朝、息子を保育園に送る」

を自分の任務として、息子との時間を確保していきたいと思います。

サンドバーグさんが書かれているように、

「組織の半分は女性が率い、家庭の半分は男性が切り回す、そんな世界」 

が出来たら、素晴らしい世の中になると、本気で思います。

妻が自分より出世する可能性は十分にあるし、妻が今の会社に残って、自分が会社を辞める可能性も全くゼロとは言い切れません。

ただ、可能性がある限り、わざわざ日本の企業に勤めている超優秀な妻が、仕事を辞めざるを得ない環境だけは、夫として避けれるよう最大限努力したい、こう思いながら、一歩ずつ一緒に進んでいけたらと思います。そして、これまで踏ん張ってこれて、本当に良かったと思っています。

Keep Walking🐾