皆さん、こんばんわ。
pojimoriです。
2006年に会社に入社し、順調に会社人生を歩み、着実にステップアップしていたある日、急に寝れなくなりました。まぁ、季節の変わり目だろう。と思ったら、次の日も寝れませんでした。そしてまた次の日も。
皆さんも、そんな経験ありませんか?
僕は会社に入って13年が終わろうとしてますが、仕事ばっかりやってきた、仕事人間です。家に帰るのが遅い父親を反面教師にしようと思っていたのに、結局同じ人生を歩んでました。全く同じ人生です。
あと、やり過ぎてしまうこと、これも父親に似ています。完璧主義なのでしょう。これも、遺伝かもしれません。
それでは、何でこの「働き方」を変えることが出来なかったのか?
それは、変える必要がないと思っていたからです。
でも、大きな壁にぶち当たって、会社を何ヶ月も休むことになって、
「俺は何をやってるのだろう」
と本気で思いました。頑張り過ぎて、会社にも、なによりも自分の家族にも迷惑をかけてしまいました。
でも、一番辛くて寂しかったのは、
家族や会社に迷惑をかけてしまった自分よりも、
「身体が喜ぶ生き方を選んで来れなかった自分への不甲斐なさ」です。
僕は、国際結婚をしています。
妻は中国の上海出身です。すごく仲がいい家族で、ほぼ毎日楽しそうに電話をし、子供の成長を親に報告しています。
休みの期間中、
これっていいな、と純粋に思いました。
また、2つの事を思いました。
まずは、『家族の優先順位をあげる』こと。
特に息子との関わりです。すごく嬉しかった事としては、パパの好きな事は何でしょう?と聞くと、本を読む事 or 勉強する事、と即答してくれます。 ママがいなくても平気で寝れるようになり、今日は初めて一人で寝室で寝ることが出来ました。素晴らしい成長です。
彼は、中国語で挨拶ができるようになり、好き嫌いが減ってたくさん食べるようになりました。僕が、再三、食わず嫌いはしたらダメ。食べてないものを嫌いって言うな、と言ってるからかもしれません。初めて常連扱いしてくれる蕎麦屋さんに喜びを感じ、また、入ったことがないご飯屋さんに飛び込む度胸がついてきました。父として、凄く嬉しいです。
2つ目は、『自分の優先順位をあげる』こと。
自分の「生き方」を見直しています。自分の感情を大切にして動き、やりたい事をやり、会いたい人に会っています。
明日は、仕事後に下北沢のB&Bっていう本屋のイベントに行ってきます。雑誌のBRUTUSとピアの編集者が来て編集について語るイベントなのですが、僕が一番会いたいのは、B&Bを作り、『なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか?』の作者である嶋さんが、来られるからです。
B&Bに行った時に、スタッフの女性に「嶋さんの本が好きなのですが、どうしたら会えますか?」と聞いて、そのイベントを教えてもらいました。行きたいから行く。会いたいから会いに行く。それが自分のしたい事だから、選んだ選択だから、幸せを感じる。そういう正のループだと思います。
今まで、家族と自分の身体と感情というものとあまり向き合ってきてないことが、やっと分かりました。
働き方改革って、
労働時間を削減するとこではくて、
「効率よく働いて削減した時間を、自分や家族に投資する時間」だと思います。
まずは自分が大事。次は家族。その次が仕事。
その順番でやっていこうと決めました。
僕と同じように悩んでる人がいたら、
「自分は何をしたら嬉しいのか? 」
を徹底的に考えることをオススメします。
自分がハッピーにならないと、人にハッピーを与えられないし、与える仕事もできません。
裏を返せば、自分がハッピーになる選択肢を数多く持つことで、確実に人生はハッピーになると思います。
今回は、自分の中での「生き方改革」のお話でした。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます!