「若者はシラフで酔っぱらっている様なものだ」
byアリストテレス
「青年期にまともであること自体がまともではない」
byアンナ・フロイト
反抗期
別に反抗してるわけじゃないですよ
反抗期とは
大人が勝手に名付けたんですよね
これは
自我です
自己主張です
「反抗」はあくまでも相手の受け取り方次第
人間の脳は後ろの方から前の方にかけて発達します
最後に完成するのが脳の取締役と言われる
「前頭葉」
前頭葉は自分がどう動くべきか決定、判断をする
衝動をコントロールする役割を担っています
思春期ぐらいその機能が未発達状態で
車に例えるとアクセルは完成しているのに
ブレーキの機能がまだ出来上がっていない状態
自分の感情が整理できず暴走し
止められない![]()
実はこの時期は
コミュニケーションの練習をしているんです
家庭という最小単位の社会の中で
自己主張しながら
自分を守る
対人関係の練習です
この時期は人間形成に最も重要な
「反抗期」なるものを発動
止めてはいけません
お父さん、お母さん
辛くなった時は
ご自身のことを思い出してください
どうでしたか?
素直な良い子を演じていましたか?
アリストテレスさんの言う様に
彼れはシラフで酔っぱらっているんです
まともじゃないんです
フロイトさんの言う様に
まともであること自体が
まともじゃないんです
ここにきて
親の大変さを痛感
大昔はじいちゃんやばあちゃんが
助け船をだして
逃げ場を作ってくれていたから
まともな人間形成を導いてくれてたけれど
核家族化
共働き
多様な生活環境が
大人も子供も逃げ場の無い世の中になってしまった
そんな生きにくい世の中だからこそ
「家庭」という基盤は
力強く、温かく、優しいものであって頂きたい
