PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2019
THE EURASIAN RENAISSANCE
“ромашка(ロマーシカ)”
大宮ソニックシティ 大ホールで行われた玉置浩二さんの公演に行ってきました。(9公演中4公演目)
東北・上越・北陸新幹線の停車駅の大ターミナル駅 大宮駅から近く、便利な立地で多目的な複合ビルとホールの建物があります。
(1988年完成)
2505席のキャパの大きなホールで名だたるアーチストがコンサートを開催しており、ホール内の設えは華美ではありませんが、4階まで吹き抜けの空間でのコンサートの響きはどんなだろうと薬師寺公演以来2ヶ月ぶりの公演に胸が高鳴りました。
指 揮 円光寺 雅彦氏
管弦楽 東京フィル・ビルボードクラシックスオーケストラ
開 演 16:00
ここからはセットリストになります
(ネタバレご注意ください)
【一部】
1. 歓喜の歌(管弦楽)
2. キラキラニコニコ
3. いつもどこかで
4. ぼくらは
5. MR.LONELY~プレゼント~サーチライト
6. ロマン
7. FRIND
【二部】
8. 《スパルタクス》第2組曲より「スパルタクスとフリーギアのアダージョ」(ハチャトゥリアン作曲)
9. GOLD
10. 行かないで
11. JUNK LAND
12. ワインレッドの心~じれったい~悲しみにさよなら
13.夏の終りのハーモニー
【アンコール】
Ec1.田園
Ec2.メロディー
公演は歓喜の歌(管弦楽)から始まります。弦のハーモニーの大好きな私は久しぶりに聴けた曲のふんわり包んでくれるような優しさにあふれる綺麗なメロディーに胸が熱くなり、公演を聴ける喜びで涙があふれてしまいました。
「キラキラニコニコ」は久しぶりの復活で
(以前は2017.05~08THE GRANDRENAISSANCE公演と2018.03~04同公演-CURTAIN CALL-で歌われました)
前奏は懐かしい編曲で、2ヶ月振りの玉置さんの歌声を聴ける喜びで高揚します。歌い出しは静かに愁いを含んだ歌声です。
今回の公演で一番楽しみにしていたのは4曲目「ぼくらは」…初お披露目の楽曲で、編曲がどんな風になっているのか、とても楽しみにしていました。
曲はオーケストラの神秘的なメロディ、ピアノのロマンティックな前奏から始まり、玉置さんの歌は静かに始まります。
後半は玉置さんの魂の叫びのようなフェイクと和太鼓のドラマティックなサウンドで終焉に向かいます。オリジナルとは全く別物になっていて、評判どおりに素晴らしく、心をわしづかみにされました。予想もつかない展開に会場からも大きな拍手がわき起こり、前半最大の盛り上がりになっていたと思います。
「ロマン」は前公演までは「あこがれ」~「ロマン」とつながる構成になっていましたが、今公演では「あこがれ」は演奏されずロマンティックな前奏が玉置さんの絶対的な歌唱をより一層引き立てていたと思います。
「あこがれ」の優しいメロディも大好きなので、また演奏していただけたらと思っています。
「FRIEND」が始まると一部が終わってしまうとさびしい気持ちになります。今回の前奏はよりオーケストラの響きが綺麗でした。
二部の始まりはいつものとおり管弦楽曲で、今回は《スパルタクス》第2組曲より「スパルタクスとフリーギアのアダージョ」(ハチャトゥリアン作曲)
が演奏されました。
始まってしばらくしてからのフルートのトレモロがまるで鳥のさえずりのようで、薬師寺1日目の玉置さんと一緒に歌った鳥のことを思い出しました。
(良かったら前回の薬師寺公演のブログを参照してくださいね)
その妙に物事はつながっていると感嘆しました。
9曲目から最後の13曲目は、全く違和感を感じずスムーズな流れでした。
いずれ劣らず数々の名曲揃いで、どの曲も外せない曲ばかり。
アンコールは定番の2曲も圧巻でした。
「田園」の最後のフェイクもかっこよかった。玉置さんが珍しく左足でリズムをとるところを目撃!
踊るようにキラッキラの笑顔で歌う姿にはいつも元気をいただいています。
この曲の歌詞も然りですね。
「メロディー」は歌い出しの あんなにも~♪で観客から大きなため息とも歓声ともつかない声で湧く。
薬師寺公演では歌われなくて、ホール公演では欠かせない一曲なので、聴くことが出来てとても幸せでした。
アンコールではスタンディングで80代と思われるご夫婦らしき方たちも立って手拍子をされていてとても微笑ましく思いました。
あっという間の終演でした。
舞台から近かったこともあり、オフマイクの生声の素晴らしさが際立っていました。
マイクなしが一番素敵だってことはとても有名な話ですが、なんて素敵な声なんだろう。
指揮のマエストロ 円光寺雅彦氏の指揮は玉置さんを上回るほどの汗をかいていらして熱いタクトでした。
時折玉置さんを目配りし、オーケストラと玉置さんの橋渡しお役目をしていらして最高に素晴らしかった。観客への指示も出していただけて、いつも感服しています。
まだ夢見心地です。
今回はこのあたりでレポートは終わらせていただきます。
玉置さんの歌は普遍的な愛や人生の応援歌など、どの楽曲も素晴らしく、また、長年歌ってこられているので、時代ごとに様々な声質やカラーがあり、全く飽きることがありません。
ロマーシカ公演の特別公演(東京/サントリーホール・東京芸術劇場)があり、チケットが会場で販売されていて購入する方の列が出来ていました。
今回、新しく仲間入りした楽曲「ぼくらは」も演奏があると思います。
ロシア国立交響楽団の演奏と玉置さんの歌のコラボレーションを二度とないかもしれないこの機会に楽しんでいただけたらと思います。
詳細はこちらからどうぞ↓
http://billboard-cc.com/classics/tamaki2019-romashka-russia/
[後記]
今回は偶然にもファン友さんと席がお隣になり一緒に盛り上がれて楽しかったです。
私たちの様子を楽団員の方たちにしっかり目撃されてしまいました(汗)
もちろん黄色のツアーTシャツは必須(笑)
公演後の玉置さんのお見送りの機会には、須藤氏・典子さん・新田さんやその他のスタッフの方達と一緒に車に乗り込み、玉置さんはファンに向けて何度も手を振ってくださいました。
その後近くでロマーシカ開幕の(私にとって)祝杯をあげました。
お世話になりありがとうございました。
出会いに感謝です
私にとっても玉置さんの歌にハマるきっかけは偶然でもあり必然でもあったのかなと思いながら…
そのこともブログに書いてみたくなりました。
いつかね…
それぞれの人生と令和最初の玉置さんの歌声に乾杯~
公演に参加できたことに感謝✨
お読みいただきありがとうございました。
2019.06.30