皆さん、こんにちは。
久々のアンティークポジャギのご紹介です。
今日ご紹介したい一枚は紗を使った2枚仕立てのポジャギです。
皆様のモニターによっては色が違ってみえると思いますが
写真だと実際の物より濃く映っています。
素材は細めのストライプ紋様が入った薄絹のハンナ(亢羅)です。
布そのものは100年以上前のものですが、
制作されたのが約45年前くらいです。
縫い方は白色の絹糸で二針縫いしています。
畳んでいるとこんな感じですが・・・↑
広げてみたら、喜びの文字が二つ並んで現れます。
喜びの漢字を二つ並び、ダブル喜び(쌍희)!
古くから縁起が良いとされ家具を含めた木器物や建物飾りなどに
よく使われてきました。
または婚礼を祝うたくさんの器物にも使われ、家庭の幸せと
夫婦間の喜びを現わす文様に愛用されてきました。
糸と針を動かしてこの文字をいれたのが驚きでした。
飾っておくといいことがたくさん訪れそうですね。

