さて、ミャンマーのヤンゴン空港を出発し、シンガポールの
チャンギ空港へと向かった私たち。

ここでは、日本へ向けての乗り継ぎをしなければいけません。

ヤンゴンの旅の余韻に浸っていた私たちはすっかりと
頭の中から抜けていたことがありました。

というのも、このチャンギ空港での乗り継ぎ時間は1時間弱。

かなーりタイトなスケジュールだったのです。

ヤンゴンでのゆったりと流れていた時間に慣れてしまっていた私たちは
「なんか、時間あまりなかったよね!」位にしか覚えておりませんでした。

チャンギ空港に無事到着のアナウンスが流れ、
機体のドアが開いたころ、車内のアナウンスでわれらの名前と
もう一人の日本人の名前が呼ばれ、地上職員に声を掛けてくれとの事。

「そういえば乗り継ぎ時間あまりなかったから、チャンギ空港の
カートに乗せられて、悠々と乗り継ぎだね」
なんて相棒と話しながら、飛行機を降り、現地係員に声を掛けた私たち。
カートの近くまで誘導され、他の地上係員に引き渡されました。

そのシンガポール航空の紳士が放った言葉は、
「あなたたちは乗り遅れました(MISS!)」

えーーーー、って今何時?

とっさに出た英単語「WHY?」

「あなた達の乗る飛行機はたった今、ドアが閉まりました。
もう、後10分しかないので、乗れません」

まーじ―でーぇぇぇ。

そう、私たちが乗った飛行機は遅れていたのでした。

もう一人の日本人の呼ばれた女の子は
「なぜ?シンガポール航空同士だから乗らせて!
後、10分あるなら、私走る!」
と泣きそうになりながら、話しているけど、

「荷物もありますし、ダメなんです。」

そこで、相棒を見ると、相棒は悟っておりました。
「荷物が届かないんだよ!それに、羽田に着くの遅れたら
やばいんじゃないのかな?しゃーない。あきらめよう!
で、どうしてくれるのかな?」

という訳で、意気揚々とカートに乗るのではなく、
これからどうしていいかわからないまま、
とりあえず、シンガポール航空のカウンターに
不安な気持ち一杯でカートに乗せられました。

で、シンガポール航空のカウンターに着いた私たち。
地上係員の紳士の
「英語理解できる人は?」
の問いに一歩下がる相棒。
そして私の背中を押す。

「少しくらいなら、わかります。」

「まず、色々調べたところ、空席がある便は日本航空の
夜出発の便で羽田着になります。」

とここで、もう一人の日本人のA子さんが
「こまります。もう少し早い便はないんですか?」

「一番早い開いている便が日本航空なんです」

「シンガポール航空は?」

「もっと遅くなって明日の同じ時間になります」

私が日本語に訳していると、相棒が
「朝、羽田に着くんでしょう?そのまま会社に行くから
荷物が早く出てくれないと困るよね」

A子さんも「そうなの」

シャーないので、私が英語で
「彼女たちは明日、羽田からダイレクトで会社に行かなければならない。
よって、彼女たちが心配しているのは荷物が早く出てくるかということ。
荷物が早く出てくるよう優先してもらう事は出来ないでしょうか?」

というと、

「確約はできない。シンガポール航空ならそういったことはできるが、
日本航空という違う会社になってしまうので、約束はできない」
との事。

和訳すると、「そりゃー困るわ。」
英訳「彼女たちは納得していない」
「と言われても、違う会社だから、できるとお約束はできないんです。
精一杯のお手伝いはさせてもらいます。あと、この後、ちょっと
休憩を取ってから、出発時間の2時間前位にご自身で日本航空のカウンターに
行ってもらうことになります。その時に皆さんからリクエストをしてみてください」

和訳すると「シャーないか。日本航空に言ってみよう」という事になった。

で、色々な所に電話をかけている地上係員。

なんだかんだといった後に、最後に説明を受けたのが
「あなた達にはお詫びとして、ミールクーポンをお渡しします。
この上の階のフードコートでお腹一杯食べてください。
金額の制限はありません。そして、休憩を取っていただくために
トランジットホテルを1名1部屋予約しました。
確約はホテルのレセプションに行かないと取れないんで、まず
ホテルへと向かってください。
そして、あなた達には5シンガポールドルのテレホンカードを
お渡ししますので、それで、必要な方にご連絡をお取りください。
日本航空のカウンターはFカウンターになります。
2時間前までにはカウンターでチェックインしてください。
では、それまでチャンギ空港でおくつろぎください」
との事。

私は内心ほくそ笑んでいた。
フードコートで食べ放題。そして、いつも貧乏で入れなかった
トランジットホテルだ―!と

さすが、世界ナンバーワンを誇るシンガポール航空!と思ったものだ。

相棒とA子さんは
「なんかすごい待遇良くない?テレホンカードまで貰えるし・・」
なんて電話の方に向かっていたら、さっきの紳士が走ってきて
とりあえずホテルの方へと言われてしまった。

チャンギはこの旅行前に1回来たことがあったので、
その時にかなりの下調べをしていた私は、トランジットホテルの
場所も把握していた(笑)

チャンギ空港のトランジットホテルは3か所ある。
その中でも一番いいと言われる2のトランジットホテルが
用意されていた。
そして、チャンギ空港は乗換待ちの人に楽しんでもらう工夫がいくつもある。
例えば、プール。空港にプールが用意されている。これは
有料なのだが、あーこんなんだったら、水着を手荷物に
入れておくんだったなぁなんて思いながら、
煙草を吸いに外に出たら、ダダ雨だった・・・。

そう、シンガポールの冬は雨季。
雨季まっただ中だったのだ。
これじゃ、普通に外立っているだけでも、シャワーだわ。
と思い、中に入ってみると映画館も小さいながらにある。
そして、ジムもあるのだ・・・。

好奇心旺盛の私は、トランジットホテルを満喫するわけではなく、
免税店のウィンドウショッピングをしたりや施設を除いたりして
半分の時間を費やしてしまった。。

30分ちょっと寝るかー。と倒れ込んだベットはふかふか。

かなーり快適だわ。
トランジットホテルはこんな感じ
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で、シャワーとトイレも広く、お茶、コーヒーセットも置いてある。
一つ難を言えば、東南アジア独特のキンキンに冷えた冷房位。

30分寝て、シャワーを浴びたら、みんなとの集合時間になったため
あわてて、外に出た。

今度はフードコート食べ放題。
とりあえず、英語に自信はないので、このミールクーポン使える?って
聞いてみる。
「大丈夫だよ」の答えと共に、目の色が変わって探し始める。
とはいえ、ぶっちゃけ食べ物はそんなに入らないので、
フレッシュジュースを片っ端から飲んでいこうという事になった。

会計:フレッシュジュースのマンゴーとと言い始めた時、
あっ、フレッシュジュースは対象外・・残念。
缶はOKだったので、ビールを数缶頂戴する。

お腹を満たした私たちは、ホテルに一回戻り、身だしなみを整えてから、
集まって、日本航空のカウンターへ行くと、長蛇の列だった。

日本航空だから、日本の係員がいるのだと思っていたら、
半分は現地の方。

ここのカウンターはシンガポール航空のカウンターの後に
対応されたからか、すごい残念な接客だった。

というのも、まぁそこまではしゃべれない私たち。
荷物のリクエストを日本語でしてしまおうという考えだった。

助けてー的なオーラを出していて、それに気づいているのに、
気付かないふり。そして、その後、業務が終わったのか
さっさと帰ってしまった唯一の日本人現地係員2人。

なんか、感じ悪ーいとおもって、
「だから、日本航空経営破たんするんだよ!」
と毒づいてみた。

シンガポール空港のサービスは終わったわけではなかった。
羽田に着くと名前の呼び出しがまたあった。
「ロストバケージかな?」
嫌な予感がして行くと、シンガポール航空の羽田の係員が
立っていた。

チャンギ空港からお客様の荷物が早く出てくるようにしてほしいと
承っております。一緒に荷物を探すことをお手伝いさせていただきます。

すごいです。シンガポール航空。それに引き替え日本航空は・・・。
と思ってしまい、ますます、シンガポール航空のファンになってしまいました

以上、pun★ミャンマーの旅日記でした。

 
今回もバガン同様、高ーい高い、旅行会社手配のタクシーで空港に向かう。

これから、ヤンゴンへ行く人。ぜひ現地のタクシーを拾ってくださいね!

国際空港は国内線と違って、ちゃんとしたカウンターでコンピューターでの
チェックイン。

出国手続きを済ませ、出発エリアへ。

普段、pun★は空港内部ではほとんど買い物をしない。
というのも、ブランド物には興味ないし、土産物も市内で売っているものが
数倍の値段で売っているから、非常時(土産を買い忘れた!)って時だけ。

だが、ここミャンマーでは違った。

確かに、アウンサンマーケットで買うより1.5倍くらい高い。
デザインは同じもの。
しかし、質が全然違った。

例えば、ハンドメイドの刺繍ポーチ。

市内で買うと裏地がついていないものや、裏地が硬いガサガサした生地。
しかし、空港のモノは、裏地がツルッとした生地で縫製もしっかりしている。

ヒスイのブレスレットで安めのものは市内と変わらない。

という事は、お土産はミャンマーの出発エリアで買った方が良いという事になる。

一通り見て、市内で買った方がいいものは、砂絵だけだと思う。

ちなみにミャンマーの特産は様々なカラーストーン。

ヒスイやラピスラズリなどのダイヤモンド以外、ほぼ売っているのではないだろうか?
日本の5分の一から10分の一くらいのお値段で売っているので、貴石好きの人は
ぜひ、空港で買い求めてほしい。

シンガポールから来たご婦人は、モルダバイトを買い求めていた。
誕生石だそうで、じっくりと吟味していた。
このモルダバイト、相当高い石だけど、聞くと手が届く位のお値段。
次回行くときは、もう少し、ドルを用意していこうかと思っている。

そんなこんなで、店舗数は少ないが中身が濃いミャンマー国際空港。
早目に行って、自分だけの一品を選ぶのも良いかも!

pun★が思うに、ミャンマーは民主化されたとはいえ、まだまだ
軍事国家だから、軍が良い品を全部買い上げていて、国際空港で
売っているのではないかと思う。

pun★もラピスラズリの権太ブレスレットをかなりのお買い得な値段で
ゲットしました。
ルンルンな気分でシンガポール航空にてシンガポール経由で日本へと向かったのでした。

と旅も終わり!になりそうなときに、シンガポール空港で事件が・・・

次はシンガポールでミス!の巻です。
宿泊は第1日目に続き、セントラルホテル。
ここの何が良いかって名前の通り、セントラルにあるという事。

ボージョーアウンサンマーケットも徒歩5分くらいだし、

ルビーマートというローカルなスーパーマーケットも徒歩5分くらい。
このルビーマート、ローカルだと侮っちゃいけない。

実はpun★はかなり侮っていた。
きっと、ニャンウーのマーケットをちょっと屋内にしたくらいかななんて、・・・
ところがどっこい、日本で言う西友やイオンみたいな感じで、衣料品や飾り物など
5階にわたって品物がずらーっとある。

まんべんなく、各フロアを見て、一階にある食品フロアでお買い物。
ミャンマー珈琲なんかも大量に買い込んだ。

この時、相棒はミャンマー産のお菓子を探していた。

ローカルなスーパーだからミャンマー産とは限らないというのは、
どこの国も一緒!日本だって中国産とか出回ってるしね!

相棒は、勘で選んだお菓子を持って、私の所に来たが、
お菓子の裏面を見ると、踵を返して店員さんの所へ。

まだ、あどけなさの残るかわいい女の子に
「ミャンマー産のお菓子が欲しいんだけど、どれ?」
って聞いているけど、通じないみたい。
けど、その店員さん。お菓子の事についてなんか聞きたいんだって
事は把握してくれて、他の店員さんを呼びに行き、
手を引っ張って、お菓子売り場まで連れて行ってくれた。

そこで、pun★も一緒にミャンマー産って言ったら、通じて、
ミャンマー産のお菓子を並べてくれた。と言っても、
5種類前後。どれがいいかわからない。
「お奨めは?」と聞くと、困ったような顔をして、
「全部」という。
そっか・・・。メーカーによって、贔屓しちゃダメなんだね。
じゃぁ質問を変えて・・・
「あなたがこの中で一番好きなお菓子は?」
と聞いたら、困りながらも、これって答えてくれた。

なんか、どこへ行っても、人がいいんだよね。ミャンマーって・・。

ホテルへ帰って、pun★恒例の「地元チャレンジドリンク」を
試す

「地元チャレンジドリンク」とは・・・
日本にはない果物や珍しいパッケージの飲み物を勘で
買ってきて、飲むというものだが、これが、美味しかった試しがない

でも、スーパーで面白いパッケージのドリンクを見ると、ついつい
手が伸びて、買ってしまうのよね!

という訳で、今回はタマリンドドリンク100%(?)。

タマリンドという果物は甘酸っぱい。生で売られているのを見たことはないが、
ラオスでドライフルーツを買った時、結構、気に入った味だったから、今回こそは
と思ったけど・・・・・

一口飲んだ瞬間、叫んだ言葉。
「甘い、酸っぱい、甘い、酸っぱい、うううー」

今回も撃沈。

ホントにこれほどか―――――ってくらい甘くて
これ程か―――――――ってくらい酸っぱい。
それが怒涛のように味覚センサーに襲い掛かってくる。

「水ぅ――――」

ドリンクなのに甘すぎて酸っぱすぎて、のどが渇く。

そんなアホな事をやった後、このセントラルホテルの6Fにあるマッサージへと向かった。
バガンで残念なマッサージを受けたので、あまり期待していなかったのだが、
これがいい意味で裏切られた。

細ーい女の子たちが、まず腕からマッサージ。
グイッっとツボに来た――――。
そして、付け根の血液をいったん圧力で留めて、グっと緩めて、血液の流れを
良くする。

マジで気持ち良すぎて、1日目に泊まった時になんで来なかったのか
すんごくすんごく後悔した。

pun★の中にある「マッサージだけでも行きたい海外のマッサージ店」
の3本の指に入るくらい、チョー気持ちいい。
(ちなみに後二つは、ラオスのルアンプラパンのカムマッサージと
マレーシアクアラルンプールの盲人マッサージ)

ヤンゴンに行かれた際は、ぜひセントラルホテルのマッサージを受けることを
お奨めします!

という訳で、体もトロトロになって、ベットへ。

次はヤンゴン出発ロビーです。
セントラルホテルに着いて、ホテルへチェックイン。

ヤンゴンはホテルが足りずに常に満室状態で
14時ではないとチェックインできないと言われていたが、
ミャンマーに到着した日もバガンから帰ってきた日も
すんなりと部屋に通してくれた。

ホテルでちょっとゆっくりしながら、ノープランだった
ヤンゴンの計画を今更たてる。

「ボージョーアウンサンマーケットに行って、スーパー行って
ヤンゴン環状線に乗ろうか?」

ヤンゴンは、実はあまり見るべきものがない。
トリップアドバイザーを見ても、

観光名所
シェダゴンパヤ―
ヤンゴン環状線
だったりする。

ヤンゴン環状線とは、日本の山手線のように電車が
一周している電車。
ミャンマーの電車は縦揺れがすごい(どんな線路なんだという
ツッコミを入れたくなるが)、田舎の景色がThe田舎らしい
というので、一度乗ってみても良いかなとも思った。

が、よくよくガイドブックを見てみると、一日の運転本数が
8本という事と、よく遅れるらしいという事で、断念した。

環状線という言葉だけで、山手線の本数を思い浮かべていたんだよなガーン

お昼をマーケット前の道端にあるローカルな所で
いただきます。
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これがけっこうおいしかった。

ミャンマーに行く前、色々な方の旅のブログを拝見してた時に、
pun★のような貧乏旅行専門の人が
「さくらタワーの展望レストランにツレに連れられて、普段なら
行かないような所だったけど、よかった」
というような事が書かれていたのを思い出した。

「さくらタワー行ってみない?」

いつもなら地元民に溶け込んで、お茶をするような店に行くのだが、
珍しく、ハイソなお店へと向かう事にする。

さくらタワーの場所は、ガイドブックの地図を目安に行き、
すぐにわかったが、ハイソなレストランへ行く行き方がわからない。

というか、さくらタワーの入り口がすんごい暗くて、
どっかの雑居幽霊ビルの入り口みたいに人気がなく、
入り口に空港のセキュリティゲートみたいなのがあって
めちゃくちゃ入りづらい。
そして、「レストランは何階」みたいな看板もないから
合っているのかがわからない。

なんか、ゲートをくぐった途端、ピーって鳴って、
軍人に連れて行かれそうな雰囲気(妄想です)

そんなゲートの所を行ったり来たりしている怪しい日本人二人。

すると、中からミャンマーの人が出てきて、
「何してるの?」と聞いてきた。

そりゃ聞くよねー。
「レストランに行きたいの」
できるだけかわいい声で言ってみる。

「あーそこのエレベーターで最上階に行けばあるよー」
と言われ、動いているかわからないようなエスカレーターで
20階に上がってみると・・・・

そこは、1階のエントランスとは全く違って想像もつかないような
素敵なエレベーターホールになっていた。

道なりに進むと

じゃじゃーん。
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市内一望です。
ヤンゴンからバガンへの飛行機も早朝でしたが、
バガンからヤンゴンへの飛行機も早朝です。

まだ暗い中、ランチボックスをピックアップして、
着いた日にお願いしていた送迎をしてもらおうと
フロントへと向かったが、ここで思わぬ落とし穴が・・・

「あれ?朝出発だったの?ランチボックス?
頼んでおいた?」
えーーーーー。
「あのぅ、二日前のついた日にお願いしておいたのですが・・・」
「ごめん、ないみたい・・」

という訳で、バガンからのランチボックスはなしという事に
なりました。

どうやら、直前に言わないとダメらしい。
旅行会社の見積もりの時もそうだったけど、ちょいちょい
スポッっと抜けているんだよなぁ。
これはお国柄なのかな?

まぁ国内線の機内食が出ることは知ってるからいいんだけど・・・

という訳で、今回もこの食事

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バガンからの飛行機は定刻出発

帰りの飛行機は結構空いていました。

ヤンゴンに到着して、またタクシーカウンターへ
8000チャットと言われ、相変わらず、
エアコンが壊れていて、窓が開けっ放し
そしてガソリンの表示はEを示すタクシーに乗り
数日前と同じ、セントラルホテルへと向かいます。
ミャンマーには「タナカ」というものがあります。

これは、天然の木を削って作る日焼け止め。
肌荒れを防止する効果もあるそうです

で、なぜ「タナカ」?と思いますよね。

pun★もタナカさんが作ったものとか
タナカさんが見つけた木なのかと思いましたが、
ただ単に木が「タナカ」という名前で、日本には
関係ないようです。

このタナカを顔に塗ると、黄色い粉をまぶしている感じに
なります。
綺麗に葉っぱなどの模様を描いている人もいれば、
インディアンのように塗っている人もいます。

ただ、全員が塗っているわけではありません。

印象としては半々かな?

そんな「タナカ」の博物館が、バガンにはあります。

タナカがどんなものか、切々と書かれていて、
タナカ付け放題です。

切々と書かれているのは英語なので、途中で
知恵熱を出しそうになり、読むのをやめましたが、
館員が色々と教えてくれました。

pun★が止まっていたホテルにはタナカの木と
その他中を摩り下ろすための丸い石の板が
あったので、日焼けしてそうなpun★は
夜塗って寝ていました。

効果はというと、たぶんあると思います。
なんか、次の日の朝、肌がひやっっとしていました。

タナカ博物館は他にもお土産(宝石類やブッタなど)も
置いてあるので、暇がある人は見てみてはいかが?

気を取り直してニャンウーのマーケットへ急ぐ。

今度はもう鍵をなくさないように、相棒に持ってもらうことにする。


で、じっくりと散策&物色していると、前日に行った仏像のお店に

行き当たった。

「昨日も来たよね!覚えているわよ!5000チャットで仏像どう?」

他の東南アジアでは、一回交渉して、また戻ってきて買おうとすると

位置から交渉しなおしな所が多いが、ミャンマーでは

ちゃんと覚えていて、戻ってきても、交渉した金額を言ってきてくれるのは

うれしい。


しばらくしてハンドメイドのクッションカバーのお店に出会った。


ビーズで象やお花をカラフルなビーズで縫ったものがすごくかわいい。

ここの売り子さんも10代の女の子たちでかわいらしくて、素直な子たち。

そんな素直な売り子たちに惹かれ、我々はこのお店で購入することにした。


交渉で一枚9$で売ってくれることに!


その後、サンダルウッドの櫛を購入し、いったんホテルに戻ることにした。


相棒は、マーケットで手に入れたハンドメイドのクッションカバーが

だいぶ気に入ったらしく、うれしそうに眺めている。


しばらく眺めた後、「やっぱりお土産に追加でほしい」というので、

もう一度、ニャンウーのマーケットへ。


もうマーケットは閉まりかけている中、急いで、先ほど買った店へ。


お店の人たちが、私たちを見つけると、うれしそうに手を振って

駆け寄ってくれ、手をつないでお店へ。

そして、片付けていたクッションカバーをまた広げた。


pun★はもう購入済みだったので、相棒が選んでいる最中、

女の子たちと話をしていた。

すると、女の子が私のブレスレットを見つけて

「かわいい。ほしい」って

あげたいんだけど、セドナで買ったブレスレットだからね!


キーホルダーならあげられる。

と思って、キーホルダーをあげると、他の子が

「ずるい、私にも何かちょうだい」

と言ってくる。

うん、じゃあ羽田でるときにもらったボールペンだけどあげるわ。

といっていると、次から次へと少女たちが、頂戴!

ってなってきて、収拾がつかなくなってしまった。

ちょっと失敗。


相棒と後で、「ほしいなら最初の時に行ってくれれば、

いらないものホテルで見繕ってもって来たのにね」


日本の製品と漆器などを替えてくれっていう店もあったので、

バガンのマーケットに行くときには、いらないものを持っていくと

お徳かも・・

ちなみにpun★は口紅と替えてくれといわれました。


バガン二日目はチャリンコを借りて、ニャンウーの町を
ブラブラしてみることにした。

ホッパ山と迷ったんだけど、ヤンゴンよりもニャンウーの
マーケットの方がローカルな雰囲気があって、お買いものするのには
良いのでは?というのと、トリップアドバイザーでのホッパ山の
評価があまりよくなかったのとで街歩きに決定!

早速、宿の目の前にあるレンタルチャリンコの店で、チャリンコをレンタルして
ニャンウーのマーケットへGO!

ホテルからマーケットまでは、自転車で5分くらい。

ミャンマーの街はヤンゴンもそうだけど、舗装されていても
穴が開いてたり段差があったりすることが多いので
中々、気が抜けない。

バガンはそれに馬車という乗り物も走っているので
慣れるまではなかなか大変。

そうこうしているうちにニャンウーマーケットへ到着。

門の外に自転車をとめて、鍵をかける。

そして、昨日ザーッとみたマーケットをじっくりと見ることにした。
(この時に実は事件が起こっていたのです。)

竹細工のお店や櫛なんかが売っているお店。
クッションカバーを売っているお店などを見て回っているときに、
ふと気づいた。

「さっき、鍵をかけた自転車の鍵がない!」
pun★が今回持って行った鞄のポケットが穴が開いていた。
もちろん、それは知っていて持って行ったのだが、
その隣のポケットに入れたつもりが、誤って、穴の開いたポケットに
入れてしまったらしい。

顔面蒼白になったpun★に相棒が
「ちょっとお茶して、鞄の中、じっくりと探してみようよ!」
という訳で、来た道を鍵が落ちていないか探しながら、
門の外にあるお店へと向かう。

自転車の留めてある付近を探してみるが、砂場で落ちているかも
わからない。
すると、門の近くにいたお兄さんが手に針金を持って近づいてきた。
鍵、開けようか?っていうジェスチャーをする。

なかったらお願いするかもみたいなことを言って、
お店に入り、コーラを頼んで、鞄をひっくり返してみたが、
案の定ない・・・。

っていうか、鍵開ける商売、堂々としていて良いの?という
疑問もあったが・・・。

落ち込んでいるpun★に相棒が慰める。
「きっと、スペアーキーあるから・・・」
相棒よ、ごめん。大切な時間を使ってしまい・・・。
あースペアーキーの値段いくらだろ・・・と思いながら、
とりあえずレンタチャリの店に行くことにした。

と言っても、歩いて帰れる距離じゃない。
相棒のチャリで二人乗りし、pun★のチャリはマーケットに置いたままで、
とりあえず急ぐ。

ミャンマーでの二人乗りは珍しいらしく、すれ違う人すれ違う人が振り向くが
こっちはそれどころじゃない。

宿に着いて、おかみさんに話をすると従業員を一緒に行かせると言ってくれた。
日本語万歳!

レンタチャリの店に着くと、従業員が落としたことを話してくれた。
マーケットのどっち側に置いたかを聞いてくる。
左側と答えると、宿で待ってて!との事。
よくよく聞いてみると、
「自転車宿の前まで持ってきて、鍵後で渡すから!」
って・・・・。
紛失料もなしだった。

2人乗り大変だったでしょ!って
あーどこまでミャンマーの人はいい人なんだろ。
ホッとする。
フロントに戻ると旦那さんが、おなか減ったんじゃない?
もしよかったら出前頼むから、ベランダでゆっくりしてなさい!
だって。

ホッとしたら確かにお腹が空いてきた。

しばらくベランダにいると、中華の焼きそばとチャーハンが出てきた。
これが結構うまい。で料金も安い。

そうこうしているうちに、自転車も戻ってきて、鍵を渡された。
まったくおとがめなし。

ホント、ミャンマーの一番の魅力は人だなって感じた瞬間だった。
さんざんお腹一杯とか遺跡はあまり興味ないとか言っていたけど、
ここに来たら、やっぱり来てよかったと思う。

何故かというと・・・

眼下にはこんな景色が・・・

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ここは某歩き方にも夕日鑑賞の名所と載っているシェサンドパヤー
遺跡の上に登れます。
ただここまで来るには、60度位の急で狭い階段を登らなくてはいけません。
高所恐怖症の人には厳しいかも・・・

あと、めちゃくちゃ混んでいるので、だいぶ前から行っていないと
良い場所が取れないというのも難点。
私たちはガイドさんがいい場所を取っておいてくれました。

そんな、ベストポイントから取った、夕日の景色を一枚。
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夕日を堪能した後は、恐怖の大渋滞中の急階段をくだります。
欧米の人が、「ヘビートラフィック」って言うくらい、
階段の上から一番下まで人でいっぱい。
一人、間違って転んだら、たぶん綺麗なドミノ倒しになりそう・・・
などと想像すると怖っ・・・

一段一段ゆっくりと手すりにつかまりながら降りると、だいぶ日が暮れていました。

帰った本日の宿はヤーキンターホテルのベランダ付コテージ。
おかみさんが
「疲れたでしょ!マッサージは?」
と聞くので、ぜひ!とお願いしてみた。
が、うーん正直イマイチ。
何だろ、ツボを押さえていないっていうか、一生懸命やっているのはわかるんだけど、
凝りのツボがわからない人が押しているっていう感じ。

「ミャンマーのマッサージはガイドブックにも載っていないから
残念な感じなんだろうね」
と相棒と行っていたが・・・(ヤンゴンに戻った時にはその考えは覆ります)

という訳で、バガン遺跡引き回しの一日はおわりました。

チョット生気が戻ってきたわれら。

マヌーハ寺院はお茶したお店からすぐの所だった。

この寺院は寺の名前にもなっているマヌーハ王のお寺。
戦いで捕虜となってしまい、このバガンにつれてこられたそう。
その後、お寺を建立したわけだが、すべての仏像が、
空間目一杯に立てられていて、窮屈そう。

これは捕虜となった窮屈さを表しているとも言われているそうだ。

という訳で、仏像の写真を一枚
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この寺院、何がおかしいかって、寺院の外に建てられている人の像。
太ももの所に唐草模様が書いてあるから、昔はそんな模様の短パンが流行って
いたんだろうねーなんて相棒と話しながら近づいてみると・・・。
短パンではなく、入れ墨だった。
なんていう像がちらほらあります。
脳がボーっとしていたので、写真は撮ってませんm(_ _ )m

シェダゴンパヤ―に続く可笑しさだった。

そして、このツアーのクライマックスであるシェサンドパヤーへと向かいます