木曽信介ブログ kisobar西麻布 赤坂ラプソディ代表 -1708ページ目

キリンカップ

埼玉スタジアム








いっってきました埼玉スタジアム。W杯前の最後の国内戦、日本VS韓国。結果はみなさん知ってのとおりですね。

本番前なので、結果よりも内容を重視するべき試合でした。

正直な感想を言うと「結果は出なかったけど、進むべき道がはっきりしたという意味で楽しめた試合」です。

正直本田選手には期待してました。普段はスタジアムに行くのはもちろんテレビ観戦もあまりしません。ニュースのダイジェストが主です。

やっぱり生で見ると全然違いますね!

今日の試合でいえば本田選手は目指すべきサッカーには必要ないということ。トップ下のはずなのに前線に張り付いたまま動かない。ボールが来ても、横パス、無理な突破を試みてボールを失う…

いいとこなかったです。彼の言動から推測するにかなりわがままでわが道を行くタイプのように見えます。サッカー選手にとってそういう部分も必要なのでしょうが、少し勘違いしているように思いました。

写真からみてもわかるように席がかなり上だったのでピッチがよく見えたのですが、左サイドの大久保選手と右サイドの中村選手の間には常に広いスペースが空いていました。

ボランチやDFがボールを持った時にそこに誰かが入らなければいけない(本田選手の仕事!)のですがそこにだれもいないため、横パスばかり。

岡崎選手もひいたりはしていたのですが、本来の彼の得意とするプレーではないですね。

中村選手もボールにたくさんさわって調子の出てくる選手でしょうから今日のようだと完全に消えてしまいますね。

今日のような展開だとサイドにはドリブル突破のできる選手を入れるのがベストなのでしょうが、今の代表だと松井選手ぐらいでしょうか…

岡田監督が、たとえば石川選手や田中達也選手などのドリブラーを呼んでいないのでそういった展開は考えていないのでしょう。

だとすれば岡田監督が目指しているのは「人もボールも動くサッカー」つまり中盤での細かいパスアンドゴーを繰り返し、マークがずれたところでのサイドチェンジやワンツーからのスルーパスを狙うサッカーということなのでしょうか。まさに「ハエのように群がる」です。

岡田監督には自分の信念をつらぬいてほしいです。

岡田監督の最近の言動を見ていると、迷いが出てきているのを感じます。原点にかえって当初めざしていたものをもう一度思い出してほしいです。