先日、第94回アカデミー賞の発表の模様を見た。趣味というほどではないが映画はまあまあ見る方だ。妻も娘もミーハーだから流行りものはたいてい見に行く。あまり大きい声では言えないが「鬼滅」は妻の供で3回も行った。当初はバカにしていたのだがあまりの完成度の高さに驚いた。アニメ大国ニッポンというのも理解できる。話しは最初に戻るが、「ドライブ・マイ・カー」が国際映画賞を獲得した。どうも聞きなれない賞なので調べたら昔の外国語映画賞のことだった。しかし、快挙に違いない。心から祝福したいと思う。同時にウィル・スミスがMCのクリス・ロックをビンタした映像にも驚かされた。いろいろ聞けばクリス・ロックがウィル・スミスの奥さんをからかったことからなのだが、病気で丸坊主にした彼女に対し「G・Iジェーン2」の出演云々ジョークは我々日本人には理解できない。それによってウィル・スミスの行為は心情的には理解できるが、アカデミー賞という舞台での暴力はやはり責められても仕方あるまい。彼はSNSなどで謝罪しているのだが、もともとの原因であるクリス・ロックはあのままでいいのか?もうひとつ、彼のセリフで大爆笑していた会場はあれでいいのか?弱き者に対してあれほど迄の言葉を許容している社会そのものに首を傾げざる得ない。いくらジョークのお国柄とはいえ、家族に対してのあの下品なジョークにはブーイングで対応するのが本当だと思う
