以前も何度か書いたが、地球の沸騰化は止まらない!

 

気象庁によれば今年の関東甲信越の梅雨入りは6月22日前後だそうだ。通年より約2週間遅い。そうかと思えば線状降水帯が発生して1日で通年の6月1か月分の雨が降り土砂災害が起きている地域もある。多分今年も観測史上初や過去最高といったフレーズが並ぶに違いない。もう通年という言葉が通じないのだ。梅雨入りしても降るところはゲリラ豪雨だし降らない所は全く降らない。今日光の華厳の滝は中禅寺湖の水量が少なくてちょろちょろしか流れていない。こんな異常なことが当たり前になっている。梅雨明けでは記録的な暑さを記録した昨年を上回る予測もある。昨年は真夏日が90日、猛暑日が22日という観測史上最多だったが、それを上回る可能性もあるという。急激な温暖化は日本だけではない。先月ベトナムでは44度を記録したし、オーストラリア、アフリカでは記録的な干ばつだ。便利さを追求した結果、人間は快適な生活を手に入れたが、そのしっぺ返しを今食らっている。今後さらに強まるのだろう。温暖化と言われて世界でもさまざまな提言をしているが、自国若しくは自社の利益の為に遅々として進まない。宇宙開発やオリンピックなどに莫大なお金をかけるのもいいだろう。しかし、その前にもっと真剣に取り組むことがあるだろう。今のうちに!