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3.2.8→POINT⚫︎66

良いこと、悪いこと、嬉しいこと、悲しいこと、全て人生。

2007/11/28 から

先日、
失恋したばかりの女性に会いました。
彼女は酔っ払っていました。
何かを忘れたくて、何杯もお酒のお代わりをしていました。
訳もなく笑っていた。

そして、その笑い顔の奥に心なしか寂しさがありました。

「マスターのオーデコロンの香りが好きだ」と言い、また飲んでいる。
「もうやめた方がいいよ」そう言った。
彼女は「ふっ」と笑いまた飲んだ。強くした『ディタグレープ』

彼女は「匂いを嗅がして」と俺にそう言った。
彼女は匂いフェチかな。一瞬そう考える。いや違う。
別れた彼氏と同じ香りがするのかも?
「いいよ、いっぱいどうぞ」ジャケットを渡そうとした。
「いいよ、このままではダメ?」一瞬戸惑った俺!
「いいよ。はい」彼女は肩にもたれかかって来た。
「やっぱり良い香り。良い匂い」そう呟いた。周りから見たらナンパしている。
と思うだろうな?そう思いながら突っ立っていた!

「ありがとうマスター。大好き。辛くなると良くここに来るの。元気がもらえるから。
最初にお店に来たときマスターから宇宙を教えてもらったの。そしてこの香りも。
ここへ来ると元気が貰えるから」
そう言いながらハウスミュージックに誘われて踊り場へ行った。

「俺もう帰るから。気をつけて帰るんだよ!?」
「じゃ私も」歩くのも大変な彼女をやっとの思いでタクシーへ!
別れ際、「ありがとう。何か皆にプレゼント贈るね」
そう言い残して彼女は六本木に消えた。

辛いんだな。誰にも言え無いんだな。いっぱいいっぱいなんだね。
皆、大変だよね。俺はいつもここに居るから、いつでもおいでよ。
元気になっておいでよ。そう思う自分でした。

お店ってこういうことの為にもあるのかもね。
ふっと溜息をついたG.Father