作ったという方が正しいが
今回はギターケーブルじゃなくてマイクケーブルってやつを頼まれたので作りましたで候。
BELDENの1192Aってやつ。
日本のレコーディングスタジオやライブハウスだと定番はCANAREなんですが、俺はBELDENが好きなのでお勧めしたらこれになりました。
プラグはNEUTRIKで~スイッチクラフトよりプラグ感があるから(見た目の話)好きなんですよ
というのは冗談で、聞いた話どうやら一番耐久性があって素直に信号を伝えてくれると。
言われてみればノイトリック使いだしてプラグの不良とかなったことないな~
そんなわけで自分で作るときはほぼノイトリックプラグ使ってます。
んで、マイクケーブル今回は10本依頼いただきまして、まぁ何とかなるかーと思ってたらちょっと時間かかってしまいますた。
単純にギターケーブルよりはんだ箇所が多いのと、4芯なんで、いろいろ時間かかります。
ちなみにいつもギターケーブルで使ってるBELDEN8412は2芯ですたい。
さて、マイクケーブルは普段そんなに作ることがないんで、メモがてら工程を残しておこうと思います。
まず一番にしなければならないことはプラグの部品をシールドに通す
これ忘れるとものすごく苦労します。
この右下に見えるねじみたいなやつね
んで、外側の被膜を剥いでいくます
剥いだ後
んでこの銀の線をほぐしていくわけですねー
ほぐしたら白、白に青ライン、青、青に白ラインの4本の線が出てくるのでこれもまた被膜を剥いで、同じ色同士まとめます。
白と白に青ライン、青と青に白ラインという具合に
まとめた後
こっからはんだ付けするわけですねー。
今回はマイクケーブルなので、3か所つなぐわけです。
プラグの部分を見ると数字が書いてあるので、1番に銀線、2番に白と白に青ライン、3番に青と青に白ラインをそれぞれはんだ付けしていきます。
こっちはマイクにさす側
こっちはアウト側ですね~卓にさしたり、エフェクターにさしたり。
これ気をつけなきゃいけないのが1番と2番の位置が逆なんですね、マイク側と。
失敗したらやり直しです。
ちなみに今回一本やらかしました。
あの瞬間のむなしさと言ったら
んではんだが終わったらプラグの残りの銀のパーツを入れて、先にさしておいたねじのようなやつを締めて完成!
こっちマイク側
こっちがマイクから入った信号をアウトプットする側ですな。
これだけですw
まぁ簡単!
はんだができれば誰でもできる簡単なお仕事。
ただはんだ失敗したりするとめちゃくちゃノイズのったり、はんだ取れちゃったりするんですけどw
音が出ることを確認して終了!
今回はこれが10本。
ちょっと疲れたのですが基本的にこういうのは好きなんですよ。
あとは不具合がないように祈るのみ!