FE 風花雪月 賛否両論レビュー① 全体所感
ネタバレ満載ですので風花雪月を遊んだことがある方のみ閲覧お願いします褒めも貶しもするので何卒ご容赦くださいませーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーファイヤーエムブレム。スマブラを遊んでいる人なんかは聞いたことがあるタイトルではないでしょうか。(ちなみに筆者はスマブラXでアイク・マルスから入りました)ファイナルファンタジーやドラクエよりも知名度はないけれど、そこそこの人気シリーズだしいつか絶対に遊んでみたい!と思っていたタイトルでした。ゲームを買う前に入念に口コミをチェックするタイプですが、評価を見てみるとどうやら不穏な空気が。『これは恋愛シュミレーションです』やら『周回前提のゲームです』と記載されており、自分には向かないかも…と不安に思いながらこのゲームを手に取りました。最初に選んだ学級は黒鷲学級、エーデルガルトが属する赤√というやつです。まずプレイして感じたのは、3Dモデルの圧倒的なビジュアルの良さ!!!パッケージには3人の級長が描かれていますが、イメージ通りのモデルがフルボイスで動いていることに感激。(低予算ゲームでよくある、キャラデザと異なる顔面のモデルを操作する苦痛といったら…FF10のリマスター版が頭をよぎる、これならオリジナル版の超低画質の方がよかったと)多少の画質の悪さはPS4と比べると残念ではありますがまあ許容範囲でした。戦闘について、シュミレーションゲームは初プレイでしたが、まあ分かりやすいUIのおかげで快適!戦闘=アクションと洗脳されて育ったので、駒を進めて戦うなんて臨場感がないと思っていましたが、右に動くと自分が死ぬけど左に動くと仲間のキャラが死ぬ…と思考錯誤しながら戦うのはかなり新鮮でした。実際の戦争ではありえないけどね、私の日常もシュミレーションできればいいのになあ、なんて思ったり。育成はキャラの個性を自由自在にできるのが良かったです。普通のRPGだとキャラ毎に使える武器種類が決まっていますが、理学が苦手なアッシュにしこたま教え込んで魔法職に就かせたり(非常に効率が悪い)、清楚で可憐なメルセデス姉さんに斧ぶん回させたり…そんなことができるSLG万歳。ありがとう。ここまでは良い点について書いてきましたが、問題はシナリオです。赤√からはじめたのが運の尽きだったのか、エーデルガルトの行動が理解出来ず1週目をクリアした時点で???しか浮かばない。いちプレイヤーとしてエガちゃんの物語を見届けたにも関わらず、感情移入が出来ずに終始引き摺られながら戦闘に参加していました。(教師がこんな心構えでよいのか)過去、風花に近い世界観のゲームとしてFF零式を遊んだことがあり、(生徒が戦争に参加するという世界観において)あのゲームをクリアした瞬間の絶望と感動と比べてしまっていたようです。今になったら分かるのですが、風花と零式は世界観は似ていても全く別物です。この話はまた今度。SLGと名乗りつつ、製作者が決めた4つの運命しか辿れないのか。主人公の存在があの結末に導いたことは分かる。うん。でもそれはプレイヤーが与えた結末ではないよね、運命をシュミレーションできないSLGなんておかしい!!!!!とSLG初心者が一人で悶々としています。あんなに生徒たちから神格化されていたベレト・ベレスならもっと別の道を導けたのではないか…この無能教師(自分)が!!!!!!!!と思ってならないのです。つらつらと書いてきましたが、風花雪月は総合して良いゲームでした。現在、黄√をハード×クラシックで遊んでいます。相変わらずシナリオにはケチつけまくりですがw