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「ヒトニツイテ」 五味 太郎 /大人が読むオススメ絵本

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ヒトニツイテ

先週に続いて、大人の皆さまにも、読んで欲しい絵本のご紹介です!

本日は五味太郎さんの「ヒト ニ ツイテ」。

こちらの絵本は全てカタカナで表示されています。
なので、タイトルは「人について」をカタカナにしたもの。

登場するのは原始人のような”人”と、宇宙人。

お話は”人”が宇宙人を見つけ、飼い始めるところから始まります。

ヒト ハ トラエル
(人は捕らえる)

ヒト ハ カウ
(人は飼う)

ヒト ハ セワ ヲ スル
(人は世話をする)

ヒト ハ カンサツ スル
(人は観察する)

ヒト ハ カワイガル
(人は可愛がる)

と、”人”の行動を、宇宙人が観察するような形で文章が語られます。

だから全てカタカナになってるんですねー。
その言葉の置き方がとても面白いんです。

しかし!コミカルなのはここまで。。
この後の話の展開で、”人”はある恐ろしいことをします(゚ー゚;

初めて読んだとき、私はガッツーンと衝撃を受けてしまいました。。

「これは子供向けの本なのか!?」
その日はずっと、その絵本が頭から離れなかったほどです。

知り合いの子供は面白がって読んでいたようですが、大人の私には軽く見ることのできない、とても深い展開が待ち受けていました・・。

絵本ながらのコミカルな表現と、人間についての確信を突いた作品です。
是非、手にとって読んでみてくださいね!

さて、恐ろしいことってどんなこと!?
と、気になって仕方のない皆さまは、以下もご覧ください。

※この先は、絵本のネタバレがございます!
 結末を見たくない方は見ないでくださいね!!





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さて、その恐ろしいことですが、

”人”はお腹がすいて、可愛がって飼っていた宇宙人を食べてしまうんです。。

宇宙人が夢に出てきて、うなされるのですが、幾日が経つと、人はすっかり忘れてしまいます。

そして最後には、別の宇宙人をまた捕ろうとするのです・・・。

「ヒト ハ クリカエス」

最後に締められたこの言葉が今も忘れられません。

人間は過ちを犯し、そして再び繰り返す・・・。
そのメッセージには、この世に生を得ている同じ人間として、深く考えさせざるを得ません。

絵本にしては結構ショッキングな展開ですが、ただそれだけでなく、愚かな人間の醜態を見事なまでに簡潔にあらわした作品です。

是非、大人の皆さまにこそ、読んでいただきたいと思っております!

最後までお読みいただいてありがとうございました。
以上、ブリックでした~


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