ヘルシンキの蒼い空

ヘルシンキの蒼い空

冬が長く太陽を見る時間がとても短いフィンランドだけど
晴れた夏の日の青空は他の場所では見ることができない深く澄んだ蒼さ
今でも夢に出てきます



飛行機の中で鑑賞。カムカムカップルだね。原作の小説は未読。

PMSで人格が変わったように攻撃になってしまう女性とパニック障害を患っている男性の交流を描いているけれども、決して恋愛関係にはならない微妙なところを攻めているのが面白かった。人によっては物足りなく感じるかもしれないと思ったが、私はどちらかと言うと好みだったかな。その他の登場人物も家族が自死した人が集まるセミナーに通っている2人の勤務先の社長であったり、パニック障害の男性を温かく見守る、同じくセミナーに通う元上司だったり。人は外から目に見えるものだけが、その人の本質ではないと言うところが描かれているような気がした。