夜の海は暗闇で遠目に映る漁船の光。 私の足元は漆黒の闇、それを照らし出すモノなんてない。 波は時折私のつま先に触れ、連れ去る機会を待っている。 黒く深い闇の海に連れて行かれた日には絶命は必至だ。 両腕は夜闇に捧げよう。 両足は侵食されていく。
だから嫌いだ数時間後、穴は隠されていた。 穴が完全に塞がったのか、ただ蓋をしただけなのか。 外からはよくわからない。 しかしそれに乗ってみる勇気もないので 私はそこから走り去ろうと思っています。 あの場所から一歩遠ざかったような気がします。