不幸なニュースなあとは不幸な出来事。

現代社会では必須の携帯電話を紛失した。

どこを探しても見つからない。

残念だが、私は今不幸の螺旋階段を下っているようです。
暗闇で遠目に映る漁船の光。

私の足元は漆黒の闇、それを照らし出すモノなんてない。

波は時折私のつま先に触れ、連れ去る機会を待っている。

黒く深い闇の海に連れて行かれた日には絶命は必至だ。

両腕は夜闇に捧げよう。

両足は侵食されていく。
数時間後、穴は隠されていた。

穴が完全に塞がったのか、ただ蓋をしただけなのか。

外からはよくわからない。

しかしそれに乗ってみる勇気もないので

私はそこから走り去ろうと思っています。

あの場所から一歩遠ざかったような気がします。