~梟~

 

彼に見えて、僕に見えないものは山のようにある。

僕に見えて、彼には見えないものはあるのだろうか。

 

彼が手に入れられて、僕には手に入らないものも山ほどある。

僕が手に入れられて、彼には手に入らないものなどあるのだろうか。

 

彼には見えている。

色々な欲の渦巻く、暗く深い闇の森にいても、

すべきことは獲物のように、はっきりと見えている。

 

闇の中で孤独な一羽だと思われようとも、彼はその闇を支配する。

 

僕にはできない。

暗く深い森の中では

光を求め、

道に迷い、

己を支配されるだろう。

 

できることは何だ?

 

力なくとも

光のある場で

友とともに、「今」を見て、「今」から獲れるものを獲る。

 

梟と張り合わなくていい。

彼には彼の「生」がある。

 

雀には雀の「生」がある。

僕等は晴れの日を

雀らしく生きよう。

 

 

 

 

 

 

 

ぴょんす☆

ひとこと

「僕が日々感じた事をただポエムにしています。共感して頂けると嬉しいですが、一個人の思いなので、誹謗中傷はやめてください。そして、無断で転載はおやめください。宜しくお願い致します。」

~鳶~

 

 肌寒さと、すこしの暖かさが心地良く入り混じる頃、

その娘は渡り鳥のようにやってきた。

 

 たくさんの人が、心地良い空気と同時に劣等感や虚無感を覚えるこの季節

彼女は、僕にもそれを届けに来たように感じた。

 何となく、何もなく、大した努力をしなくても終わる・・・。

そんな、ふわふわした退屈な毎日が嫌いだったわけではない。

好きだったわけでもない。

ただ、どこか、諦め、満たされていなくとも、誤魔化して、満足していたのだろう。

 

 何気なく見上げた空には、何気なく、何となく世界や僕を見下ろす鳶の姿があった。

 

 いつも隣で、彼女はまっすぐな目で、僕にとっては退屈な毎日に向き合い、

戦っている。

毎日忙しく働き、仕事にも自分の好きなことにも、好きな人にも一生懸命に、

無邪気に向き合い、前へ進もうとするその姿に、ある日、僕は嫉妬に近い感覚を覚えた。

 

 「充実した毎日を送りたい。」

彼女のその言葉や姿は、僕に突風のように吹きつけ、瞬間、飛ばされないよう、

地に足をつけ踏ん張る自分がいることに気付かせた。

 

 「歩こう。」

飛ぶよりも、彼女のように歩こう。鳶になるのは最期でいい。

 

 

 

 

 

 

 

ぴょんす☆

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