私はよく地元では1番栄えているであろう場所の外の風景を電車から眺めると、観光客にはこれの何がいいのか、つくづく不思議に思っている。まあけどそんなことをいえば東京の人からしたら、なんでここがいいのってなるんだろうからそんなの一緒だ。電車が駅に到着し人々はさっさと立ち上がって降りる準備を我先とし始める。そんなに急ぐ用事が揃いも揃ってみんなあるのだろうか、そんな人混みに揺られるのも怖い世の中なので、少し待ってから電車を降りると人並みも少なくなり駅のホームの外には街並みが見える。なぜかとても虚しいような、そんな気持ちに纏われつつも駅のホームを後にする。
友人と会えども、恋人と会えども何か虚しい。生きることに飽きたわけではないのだろうけど、。そんな複雑な感情を持ちながら送る生活は意外と楽しいものだ。人が嫌いながらも人と群れてみたり、逆に1人になってみたり、変な虚しさに原因などないのかもしれない、いやいらないのかもしれない
そんなことを考えている中見る街並みはいつも見える街並みと違っていて、いや同じなのだろうけど何かしら違うのだろう。心への訴えかけが何か違う。と言ってもまあ難しいではあろうけれども、今日は街並みと友達になれた気がする。
明日は仲が悪いだろうなあ、人と群れる予定だから、
たまには外を眺めて見るといいかもしれない。そう考えてみるとなぜか毎日に彩りが生まれるような気がした。