私には兄がいる。
歳は3つ違いで仲は良い方だろう。
そんな兄が22歳の頃だったと思うのだが
母親が「クワズイモ」という名の観葉植物を買って来た。
大きさはなかなか大きく、リビングのスペースを取るものの、こういうのがあると家の雰囲気がいいねぇ。
と割と気に入っていた。
クワズイモはすくすく育ち、挙げ句の果てには葉っぱから謎のツユを滴らせるようになりやがった。
その謎の『ツユ』は無色透明、無臭、粘性はまるで無かったもののフローリングをポタポタと濡らすので我が家では迷惑がられクワズイモ自体の評価も下がって来たある日
『澄んでる‼︎』
という兄の声がクワズイモのあたりから聞こえた。
何を言ってるんだウチの兄貴は、訳がわからないぞ。
と思いながらも彼のキラキラした目と急に上がっているテンションを見せられるとこっちも楽しいことを予感してワクワクせずにはいられなかった。
『なになに!!』と何が澄んでるのか聞いてみると
どうやら兄は何を思ったかクワズイモから滲み出てるツユを舐めてみたらしい。
そして、その味わいは雑味のない水、不純物の何もない真の水のような、そんな味がしたと言う。
そうと来れば俺のワクワクは止められるはずもなく一滴舐めてみると、
澄んでる。とても澄んでいる。
もし天国でも水を飲むならこういう水なのだろう。
これは水のイデアだ。水の中の水だと思った。
我が家の第二次クワズイモブームの到来である。
思い立ったようにクワズイモのツユを舐めては「澄んでる」という合言葉を口にするというくだらない流行が来た。
そんな日が数日続いたある日母親がクワズイモについてインターネットで調べていると、どうやらクワズイモには毒があるらしく、俺達の「澄んでるゲーム」は禁止された。
よくよく考えてみれば「クワズイモ」名前からして毒があるではないか。
みなさん、よくわからないものは口にしないように。
歳は3つ違いで仲は良い方だろう。
そんな兄が22歳の頃だったと思うのだが
母親が「クワズイモ」という名の観葉植物を買って来た。
大きさはなかなか大きく、リビングのスペースを取るものの、こういうのがあると家の雰囲気がいいねぇ。
と割と気に入っていた。
クワズイモはすくすく育ち、挙げ句の果てには葉っぱから謎のツユを滴らせるようになりやがった。
その謎の『ツユ』は無色透明、無臭、粘性はまるで無かったもののフローリングをポタポタと濡らすので我が家では迷惑がられクワズイモ自体の評価も下がって来たある日
『澄んでる‼︎』
という兄の声がクワズイモのあたりから聞こえた。
何を言ってるんだウチの兄貴は、訳がわからないぞ。
と思いながらも彼のキラキラした目と急に上がっているテンションを見せられるとこっちも楽しいことを予感してワクワクせずにはいられなかった。
『なになに!!』と何が澄んでるのか聞いてみると
どうやら兄は何を思ったかクワズイモから滲み出てるツユを舐めてみたらしい。
そして、その味わいは雑味のない水、不純物の何もない真の水のような、そんな味がしたと言う。
そうと来れば俺のワクワクは止められるはずもなく一滴舐めてみると、
澄んでる。とても澄んでいる。
もし天国でも水を飲むならこういう水なのだろう。
これは水のイデアだ。水の中の水だと思った。
我が家の第二次クワズイモブームの到来である。
思い立ったようにクワズイモのツユを舐めては「澄んでる」という合言葉を口にするというくだらない流行が来た。
そんな日が数日続いたある日母親がクワズイモについてインターネットで調べていると、どうやらクワズイモには毒があるらしく、俺達の「澄んでるゲーム」は禁止された。
よくよく考えてみれば「クワズイモ」名前からして毒があるではないか。
みなさん、よくわからないものは口にしないように。