昨日から高熱が出たり、腹水が酷くなったりと病院に戻った途端に調子が悪くなってしまいました。
部屋もなぜかナースステーションの横の個室に移されていたのです。
まずは腹水をとることからで抗ガン剤は延期との事でした。

なんか嫌な予感がしていたら、廊下で先生と偶然バッタリ。
本来なら予約してからと言いたいけど、先生もそんな余裕はないからと面談室に行きました。

肺癌は小さいまま、もしくは小さくなったくらい抗ガン剤は若干効いたみたいだけど、肝臓が猛スピードで悪化してしまっているそうです。

明後日、本人を交えて緩和ケアに入る事を伝えることになりました。
答えは緩和ケアイコール治療は打ち切りということなのです。

本人には気づかれないように、いつもと同じようにお見舞いして笑顔でいたけれど、頭の中は緩和の為の別の病院に移ること、ホスピスに入ること、自宅で療養すること、不安とここまで来てしまった現実に怖くなりました。

テレビもなく医療機器しかない部屋は冷たく感じました。
トイレも行けず、私の前でポータブルトイレ。
恥ずかしさすらなくなり一生懸命の旦那がいました。

スマホにラジコを入れて、帰りがけに寂しくないようにイヤホンを耳に入れてあげました。
入れた途端、ジャイアンツの坂本選手がホームランを打ったのです。
小さい奇跡。
そのまま私は病室を去りました。