うっかりブログを放置してしまいました。
京都からは講演会翌日の7月30日、無事に戻ってきています。
あっという間に8月も半ば…。
忘れないうちに、京都講演会の報告を。

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まずは、びっくりの再会。
2004年、海外ツーリング途中に、インド・バラナシで会った4人。
後ろがガンジス川のほとりにあった安ホテルの屋上で撮った写真。
14年前と同じポーズで並んでみました。
左から、「鉄馬美女(のちに鉄馬B女と自ら改名)こと杉野真紀子(スギちゃん)、「クロの親父」こと、岡野秀樹くん(岡やん)、私、一緒に講演をした松尾清晴氏
※けんいちもいましたが、このときは諸事情で不在
(理由を書くと、毎回言い訳するので割愛)

 みんなバイクで海外ツーリング中で、ネットが普及しはじめた時代、
メールのやりとりで集合したのでした。
 私とけんいちは、ロシアスタート、シベリア、中央アジア、コーカサス諸国、
ヨーロッパ一周、アフリカ一周、中東を経て、インド。

スギちゃんと岡やんは、それぞれ同様のルートを私たちの1年遅れでインド。
松尾さんはアメリカ大陸からアジアへ来て、これから中東、アフリカという、
みんな、3~5年以上かけての壮大な旅でした。

 馬2頭犬1匹と電気もガスも水道もトイレもない環境で暮らす(2018年6月からはやや改善)、スギちゃんとは毎年会っていますが、岡やんとは10年ぶりくらい。
現在は大阪在住で、松尾さんと私が京都に来るということで、
奥さん、子供と一緒に会いに来てくれました。


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講演会には、聾者の方も来てくれていて、手話通訳の方もいましたが、
耳が聞こえなくても、読めるように文章も作成。
私の半生と旅の履歴をツラツラと続けたあと、

「親に反対されても、自分を信じてやりたいことをやろう」
「奥さん、旦那さん、娘や息子が旅に出たいと言ったら、
反対せずに応援してあげよう」
「若い頃、親に反対されて旅をあきらめた人が、定年退職前後に、さあ、これから旅するぞー! というときに、親の介護が始まったり、自分自身が病気で行けなくなったりするかもしれない。そうなる前に、できるときに旅立とう。チャンスを逃すな!」

というようにまとめました。
私自身、ずっとやりたいこと、好きなことを自由にやってきたので、2014年に
アルツハイマー型認知症が進んだ母親の介護のため、
福島と千葉の往復生活が始まっても、
『今は介護をがんばるとき』と納得できたし、認知症についても
いろいろ勉強できて前向きに考えることができました。

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▲御年74歳の松尾さん。私の話とも繫がりますが、58歳のときに、
「うわー、あと2-年で80歳かー。体が動くうちにやりたいことをやらなくちゃ」
と思ってJR(当時は国鉄)を早期退職、1500ccのオートバイを購入して
世界を旅し続けています。
英語もできないけれど、世界5大陸130ケ国を旅してきました。

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▲講演会に来てくれた観客もすごい面々。

実は講演者よりも旅の強者ばかり。左は司会の坪井さん。やはり世界をバイクで走ったり、アマゾン川を筏で下ったり、北米をマラソンで横断したり。

真ん中が中西大輔さん、右は永谷さん。2人とも世界を自転車で旅しました
中西さんは11年間自転車で世界を走って、植村直己冒険賞を受賞しています。

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▲この方とも、20年以上ぶりの再会。
ブラジル・サンパウロで会った山崎さん。トヨタ・カローラで世界一周しました。
自転車、バイクでの世界一周はそれなりにいても、車は意外に少ないのです。

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▲講演会前夜祭の様子。
8月12日オープン予定の「ジェイホッパーズ琵琶湖」にて。
やはり、旅仲間の「わるいだ」さんこと飯田氏が経営する、
ゲストハウスチェーンの12店目。
2001~2002年、世界をバイクで走って帰国、京都に1号店をオープンさせて以来、あれよあれよという間に、ゲストハウスの老舗的存在に。
各国のゲストハウスに泊まった経験から、
外国人客のニーズをつかんでいるからこそ、人気の宿になったのでしょう。

ということで、簡単ですが、京都講演会の報告でした。
また、どこかでやれる機会があるといいな。

ぜひ、呼んでくださいねー。