遅ればせながら、お正月旅行です。
年末年始はお互いに働いていましたので、
毎年、普通のお勤めの方々が働き始めてから、出かけます。

そうはいっても、しょっちゅう出かけていますが、
けんいちが3連休が取れたので、久しぶりに福島県外へ遠征です。
1週間とか休める仕事だといいですね。私も3年間ほどの会社員時代、
3年間で5連休が1回、4連休が2回しか取得できませんでした。
GWも夏休みも正月休みもないのに、その代わりの休日がないんですよね。

本当は、秋田の鶴の湯温泉を予約していたのですが、
日本海側が猛吹雪とのことで、急遽、隣県に変更。
1月10~12日、宮城蔵王と山形蔵王に行ってきました。


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雪があるうちは、旅といえば必ず雪山もセットです。
今回は、吾妻山系・家形山(福島県)へ。
高湯温泉の空き地に車を止め、冬季閉鎖の道路を越えていきます。
かなり昔に来て以来、2度目ですが、けんいちは昨年も来たようです。

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▲慶応山荘の方が随所に付けてくれている、目印。
大変助かります。
ここは山スキーのクラシックルートですが、この日の入山者は私たちだけ。
予想よりは雪も多くないし、風も弱かったので、よかったです。
少々ラッセルが大変だったものの、気温が低くて雪も軽めでした。

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▲今回の新兵器は、テルモスの山用水筒と、作業用防水手袋テムレス
けんいちが、先日迷い沢コースで出会った方に教えてもらったものですが、
特に、テムレスはスグレモノです。1500円くらいと安くて、蒸れない、濡れない、暖かい、柔らかい。派手な水色しかないのがイケてませんが、
デザインや色を変えて登山用として売り出すと、
いきなり価格が3~5倍になりそう。バイク用にも使えますね。

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▲適当なところまで登って、スキー場跡地まで移動し、滑走開始。
以前、ここに来たときはまだ営業していましたが、2006年に閉鎖され、
今は放置されています。かつてのゲレンデはごらんのように藪になっています。
那須の白河高原スキー場(赤面山)もそうですが、
これからもスキー場の閉鎖はありそうです。
スキーブームの頃を知っているだけに、寂しい限りです。

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▲ここは磐梯吾妻スカイライン。冬季閉鎖なので除雪されません。

雪山のあとは、お楽しみの温泉です。
いつもは日帰りですが、本日はお泊りです。うれしい!

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▲宮城県・鎌先温泉「最上屋旅館」です。
「日本秘湯を守る会」の宿です。

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▲ここの湯治プランで泊まりました。湯治用の部屋&湯治用食事です。
トイレ、洗面は共同ですが、旅館部の部屋よりもお風呂には近いです。

7000円+入湯税150円、それに灯油代が1部屋700円かかります。
TVもコイン式。100円で2時間見られます。
タオルや浴衣は付いています。
部屋でWiFiも使えました。
最近はたいていの宿でWiFi使えるようになってます。


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▲湯治用プランなので、料理が少ないかもしれないということで、
買い込んだ納豆。朝食にもついてなかったので正解でした。
なにしろ、けんいち、納豆が大好きなので。

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▲温泉は掛け流しです。ナトリウムー塩化物硫酸塩泉。やや茶色く濁った湯です。
画像は男湯。女湯はもう少し広かったのですが、
湯気でもうもうとしていてうまく撮れませんでした。
24時間入浴可。女湯のほうはこの日、夜10時30分から清掃のため翌朝6時まで入れませんでしたが、その前に寝てしまったので問題なし。

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▲湯治部なので、自炊設備もあります。ガス台はコインを入れて使います。

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▲宿の裏手。何年か前は木村屋旅館に泊まりました。
そこも2食付7000円くらいだった記憶が。

ということで、【その2】に続きます。