自分用のメモです。
「ツーリングマップル」の取材のついでに、
山梨の温泉を3つばかり巡ってきました。

7月23日(日)、地域の行事と役員会議
(今年から区の役員を夫婦2人でやっています)を終えてから、車にバイクを積んで出発。東北道→圏央道→中央道で須玉ICへ。
今まで信越方面へは上信越道を利用していたのですが、
山梨県は圏央道経由のほうが近いようです。

宿泊先は、かねてから行きたかった「増冨ラジウム温泉」
東京方面からは近いのですが、福島からだと意外に行きにくいエリア。
瑞牆山の近くです。
その昔、東京に住んでいた頃は、このあたりの林道を
バイクで走ったりしたのですが、あの頃は特に温泉に拘りがなく、
テキトーに入っていたので、増冨ラジウム温泉も入ったことがありませんでした。

増冨温泉にはいくつか宿はありますが、
岩風呂で有名な「不老閣」の湯治部に泊まりました。
日曜の宿泊だというのに、けっこう大勢のお客がいました。
宿泊サイトには登録していないのですが、それだけ人気があるようです。


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▲この岩風呂目当てで「不老閣」に泊まりました。
旅館の建物からは5分くらい山道を登ったところに湯小屋にあり、
その中にあります。
大きな岩がそのまま湯船で、底からプクプク湧きだしています。
湯温は低くて30℃くらい? 冬はつらそう。
朝8時30分から10時まで女性専用時間なので、いの一番に行ったら
誰もいなかったので、セルフ撮影。


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▲浴室には神棚もあります。

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▲岩風呂と同じ湯小屋内にある「アトムの湯」。
ラジウムが強すぎるせいか理由は不明ですが、
ここに入って亡くなってしまった人がいるそうで、
現在はかぶり湯のみで入浴禁止です。

ここの同じ浴室内に加温浴槽があり、冷泉の岩風呂と交互に入ります。
ラジウム含有量がとても多く、本気でがん治療に来ている人ばかりでした。
乳がんから肝臓に転移、今年初めに余命3ケ月と言われてから、
毎月来ているという、奈良の女性は、ここに来てから癌が小さくなったそう。
前立腺がんの夫に付き添ってきたという東京の女性、
癌検診の前には必ず来る、という方、
隣室の老夫婦はダンナさんが肝臓がんで、
毎年1週間程度の湯治に来るそうです。

不老閣」には、岩風呂以外にもたくさん浴室があり、どこも源泉掛け流し。
詳しくは宿のホームページを見てくださいね。

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不老の湯

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▲「不老の湯」に併設の蒸気吸入室(サウナ?)。

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長寿の湯。奥が源泉そのままで(冷泉)、手前が41℃の上がり湯
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▲「長寿の湯」に併設の「湯窪の湯」。岩風呂とほぼ同じ泉質。

ところで、「不老閣」には普通の旅館の部屋のほかに、
湯治客用に「自炊部」の部屋があります。
長期滞在できるよう、キッチンや談話室、洗濯機などが設備されています。
料金は素泊まり4470円(税込)。
希望すれば、旅館部用の食事も頼めます。

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▲1人で泊まったので、4.5畳の部屋でした。
布団などは自分で敷きます。
扇風機のみですが、標高1050mの高地なのでそれさえ不要。
冬は寒すぎるのに暖房器具がないので、自炊部は9月末までしか使えません。

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▲キッチンはこんなに充実。冷蔵庫もレンジも自由に使えます。

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▲談話室もありました。

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▲洗濯機も無料で使えます。洗濯もの干場もあって便利。

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 宿泊当日は夜7時過ぎの到着だったので、翌日はゆっくり。
チェックアウトギリギリの11時まで過ごさせていただきました。

 このあと、山梨の湯めぐりです。