備忘録を兼ねてブログにUPします。

私は「ツーリングマップル」という、2輪ライダー向けの地図の仕事をしています。
ツーリングマップル」は全国7エリアに分かれていて、
それぞれ実走取材担当者が実際に現地をバイクで走り、
様々な情報を取材して回ります。
私の担当は「関西」

東は三重・津あたりから、西は岡山の倉敷、鳥取・倉吉あたりが取材エリアです。
かなり広範囲です。

出版元の都合で本格的な取材は夏になるのですが、
桜の景色も見たくて、今年はフライングで行ってきました。
取材車両は自前のカブ110ccです。

4月11日(火)にHOBIOにカブを積み込み、一路、西へ。
出発日は大雨だったので、ゆっくり出発。
桑名のネットカフェまでがんばりました。

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▲東京・千葉は桜が散りかけでしたが、関西のほうが今年は遅かったみたいで、
あちこちで満開の桜が見られました。すごく得した気分。



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▲朝のうちに、に到着。ここは東海道の宿場町で、
1.7㎞に渡って古い町並みが残っています。
観光向けではなく、今も普通に暮らしているのが素晴らしいです。
そんな街並みの中にあるのが、ゲストハウス「石垣屋」
素敵な古民家の宿で、1泊2000円(寝具持ち込みの場合)~。
いつも、いろんな旅人が集まっています。
上の写真は、リトルカブで屋久島まで行くという、ゆみちゃん。
これから明日香に出発です。

私も、この日は関の周辺をブラブラツーリングです。
車からカブを下ろして出発。

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▲チャリダーも多いです。左端がオーナー。
その横は鈴鹿市に住む栄養士のえみちゃん(だった?)、
右端は栃木市からの旅人。

オーナーは、北海道・礼文島の桃岩荘ユースホステルでヘルパーをしたり、
沖縄の離島で働いたり、日本各地を旅したあとで、
ここで宿を開業。8年目になります。
東海道の宿場町という、地の利のよさ、駅から徒歩で行けるし、
名古屋と大阪の中間という地の利の良さに加え、
居心地の良さもあって、リピーターが多いのが特徴です。
旅人同志でいろんな話ができるのもいいですね。
私も、毎年来ています。駐車場もあるので便利なんです。

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▲関の宿場町の入口にある、「一里塚」の桜も満開

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▲こんな感じの街並みが2㎞弱に渡って続いています。

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▲「石垣屋」のオーナーに教えてもらった、「びっくりや」で昼食。
亀山名物・みそ焼きうどんです。
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▲「みそ焼きうどん」というメニューはなくて、
うどん玉と焼肉を別にオーダーし、鉄板で焼きます。
にんにくたっぷりのタレでいただきます。
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▲国道1号線沿いにあります。
3兄弟でやっている店で、3男さんの動きが特徴的
思わず凝視してしまいました。
びっくりや」で検索すると、ユーチューブに動画がUPされているそうです。
なんでも、客が勝手に撮ってUPしたとか。
言葉では説明できないので、気になる方はとにかく行って見てください。

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▲こんなキャラクターも発見。「茶柱タツ」さん。
ばあさんキャラクターは珍しい。

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▲茶柱タツさんの相棒、「エコロじいさん
エロじいさん」じゃないよ。

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亀山城も桜満開。

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▲前日の大雨のおかげで、空気がきれい。
青い空と白い雲に桜のピンクが映えます。

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▲MYカブ号。何か名前を付けよう。
「天栄村」ナンバーだから、「てんこ」はどうかな。

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▲とにかく、あちこちで桜が満開

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▲「津ギョーザドッグ」280円@道の駅「津かわげ」
でっかい揚げ餃子が塩パンの中に入っています。
餃子もうまいし、塩パンもうまい。

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▲道の駅「津かわげ」では、パンの食べ放題(500円)もやってました。
津ギョウザドッグも、もちろん食べ放題。
おいしそうな調理パンが豊富です。

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一身田寺内町

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▲夕方、「石垣屋」に戻ってきました。
犬の「ゆりこさん」が出迎えしてくれます。
「ゆりこさん」は14歳。琉球犬とコーギーのMIXなので、胴が長いのが特徴。
オーナーが沖縄・波照間島で牛車の仕事をしているとき、
縁があって引き取ったそうです。
そのまま連れてきて、宿の場所探しで日本全国を車で旅したときも
一緒だったとか。
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▲「石垣屋」での一コマ。
夕食は希望すれば割りカンで材料を買ってみんなで調理します。
この日は東海道を歩いて旅するデンマーク人と日本のカップル、
歩き旅の男性なども来ていました。
鈴鹿のえみちゃんは、あるきっかけで、「石垣屋」を知り、
この雰囲気が気に入って、しょっちゅう遊びに来て(入り浸って)います。
すぐ近くなので、旅をしているわけではないのですが、
ここに来ればいろんな旅人と知り合えるので、旅気分が味わえます。
仕事も辞めてしまったそうなので、彼女もそのうち、旅人になってしまうかも?

ということで、関西桜旅、1日目は終了です。