先月下旬、原発被災地・福島県葛尾村から保護し、避妊手術をした「シュガー」
作業員さんらやKさん宅で可愛がられていたので、リリース予定だったのですが、
ヨン様と一緒の画像を見た、お友達の福沢曜子ちゃんから、
「もう少し一緒にさせてあげてほしい」
と熱心に言われ、「かつらお動物見守り隊」のTOKUさんにも相談した結果、
リリースは中止になりました。

実を言うと、TOKUさんもリリースには最後まで悩んでいました。
ただでさえ、たくさん保護猫を抱えているので、
戻れる環境がある子は戻そうという、苦渋の決断でした。
「シュガー」、人馴れはしていたのですが、
噛み癖が問題だったようです。
この1ケ月弱、何度かマジ噛みをされたそうです。
おそらく、子猫と一緒に住みなれた村を離れ、痛い目(避妊手術)にも遭い、
そのうえで子猫を守ろうと必死だったからかもしれません。

それらすべてから逃れ、自由になったところに、
同じくらいの年齢猫のヨン様と出会ったわけです。

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▲「ヨン様」(左)ととっても仲良しになりました。

避妊手術してから1ケ月弱。
葛尾村に駐在している作業員さんや村民のKさんに可愛がられているとはいえ、
子猫もいなくなり、たった一人で戻ってもとの環境になじめるかどうか。

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噛み癖は、我が家に来てからはほとんどなくなりました。
守るべき子猫がいなくなったことが原因かも?
 
一緒にしてから丸2日。かなり仲良しです。
朝方は2人で追いかけっこして大騒ぎしています。

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▲本日、実家の千葉県流山市から福島の家に移動してきました。
ヨン様と色違いのハーネスです。
ヨン様3㎏、シュガー、2.8㎏。

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▲ヨン様、シュガーの面倒もよく見てくれます。
とってもいい子です。

もう少ししたら、2人セットで里親募集する予定なので、
ビビビっと来た方、ぜひよろしくお願いします。

保護猫が2匹に増えたので、「ふくしまのよいにゃんこ」トラさん、
我が家に来てくれません。
さみしいなあ。