ツーリングマップル関西の取材メモ代わりにUPします。
 取材時に泊まった宿です。
 安くていい宿は来年度版に反映します。
 ということで、2016年の安宿評論 その2 です。

   南紀でのカメラマンとの同行取材を終え、白浜に舞い戻りました。まだ時間が早かったので和歌山市あたりまで北上するつもりでしたが、行く手には暗い雨雲がかかっていたので、白浜で宿泊することに。
 定番の「民宿Aコース」はとてもいいのだけど、せっかくなのでどこか別なところにしようと思っていたら、共同湯「崎の湯」の方が三段壁にアメリカ人女性がやっている、ゲストハウスがある、と教えてくれました。
 宿泊サイトにも掲載されてましたが、すぐそばなので、飛び込みで行ってみました。

(4) 「プラスワン」@白浜温泉
 
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▲なんともカラフルな外観。桃山学院大学のセミナーハウスだった建物を改装したそうです。このあたりには、同様に会社の寮などを利用した宿がいくつかあります。
ペットと一緒に泊まれる部屋もあります。

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▲部屋は8畳+α。エアコン、扇風機、TVあり。浴衣・タオルの用意あり。
洗面台はありますが、トイレは共同です。

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▲窓からは絶景が広がります。

●「プラスワン」@白浜温泉メモ
【料金】素泊4000円(休前日は4500円)+150円(入湯税)
※一人で泊まった場合
ロケーションは最高。窓から海を一望できる。
コンビニまで歩いて5分。共同キッチンあり冷蔵庫が使える。
ランドリー(有料)あり。
湯は源泉かけ流しだが、夕方6時以降しか入れないのはいかがなものか。
朝風呂もなし。エレベーターもない。駐車場はすぐ前だが屋根なし。
全般に殺風景。中国人らしき人も泊まっていたが、
リビングやロビーで宿泊者がくつろいでいる姿は見なかった。
WiFiは和歌山ネットが利用可。
三段壁まで歩いてすぐ(目の前)。

三段壁には、他にゲストハウスドミトリー三段屋」もありました。
今度はここへも泊まってみなくちゃ。

(5)川湯まつや@川湯温泉

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本宮温泉郷の一番人気、川湯温泉。

温泉街の一番外れが「まつや」。
上位グレードの宿みどりやの系列旅館です。

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▲川湯温泉は大塔川沿いにあり、河原に源泉がたくさんあって、
砂利を掘ればプクプクとお湯が出てきて
マイ湯船が作れるのです。


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▲部屋は和室か洋室で、私が泊まったのは、和室。
と言っても、上のように2畳分の畳スペースに布団が敷いてある以外は、洋室のビジネスホテル並みの狭さと設備です(冷蔵庫、TV、トイレ、ユニットバス付)。
畳スペースが邪魔で使いにくいので洋室のほうがよかったかも。

 浴衣などはロビーにサイズ別に置いてあるので、好きな柄とサイズを持って行きます。タオル類は部屋にあり、なぜか「ホテル浦島」(勝浦温泉の大ホテル)の文字入り。浦島系列のようです。

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▲「まつや」の大浴場。木の湯船でけっこういい感じですが、
隣接する「みどりや」の風呂にも入れるのがうれしいところ。

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▲「みどりや」の大浴場。「まつや」の3倍くらいの広さ。

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▲「みどりや」の自慢は川沿いの露天風呂。混浴だし外からも丸見えなので、
女性は湯あみ着用の浴衣を着て入ります。
ここにも入れるのでうれしいです。

食事は隣接の「みどりや」にて、夕食・朝食ともにバイキングです。
朝食だけにしたので、夕食は温泉街へ。
一応、食べられそうな店はあったのですが、

なぜか民宿「大村屋」さんで夕食を用意してもらうことになりました。

今回の宿泊も、本当なら以前も泊まった「大村屋」さんにするつもり
でしたが、宿泊サイトで満室だったんです。
そういう話を「大村屋」に言ったら、部屋は空いていたとか
(やっぱり前日なら電話のほうが確実ですね)。
また、私のことも覚えてくれていて、夕食を用意しましょう、となったのでした。
ということで、大村屋さんの食堂で一人だけ別柄の浴衣で食事をいただきました。
こういうのも、なかなか面白いですね。


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▲夕食は熊野牛の焼肉定食。1500円。

ということで、1泊2食で6867円ということになりました。
(川湯「まつや」1泊朝食+「大村屋」の夕食)

川湯まつや@川湯温泉 メモ
【料金】素泊まり4167円(税込)、1泊朝食付5367円(税込み)
エレベーターあり。製氷機あり。
設備はビジネスホテル並みで便利。
ランドリー、乾燥機が無料で使える(洗剤は200円)のがありがたい。
ただ、全般にさみしい。フロントというか受け付け窓口はおじさん1人だし。
「みどりや」も出入り自由なので、旅館の雰囲気を味わうならそちらで。
バイキングはかなり品揃えよく、けっこうよかったです。

駐車場は「まつや」の分は屋根なしですが、
隣の「山水館」(ここも同系列)の屋根付き駐車場にバイクを勝手に止めました。

おまけ。「大村屋」の犬猫たち
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▲なぜ、「大村屋」さんがいいかというと、犬猫がいるからなんです。
私のことを覚えてくれていたのも、毎回、犬猫の話をしつこくするから。
この子は「大村屋」1号館の看板猫 「ミミ」

ここにはペットと泊まれる部屋もあるんですよ。
去年、ずっと看板犬を務めていたフレンチブルドッグの「ペコ」が亡くなりました。
川湯温泉へ行ったことのある人なら、たぶん見たことがあるのでは?

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▲ありし日の「ペコちゃん


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▲「大村屋」1号館の看板猫 「プニ」。


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▲マンチカンの「しっぽ」。12月4日生まれ。名古屋のブリーダーさんから。

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チビモミジ。「しっぽ」と同じ12月4日生まれ。一緒に2号館にいます。

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▲ビーグルのビビちゃん。12歳。
ペコが亡くなってショックだったのか、食べすぎて太ったけれど、
最近ようやくダイエットに成功。

2年ほど前までは、山羊もいました。
現在は実家のほうへ移動させたそうです。

安宿評論、今後も不定期で掲載します。