暑中お見舞い申し上げます。
福島も暑いです。

こういうときは涼しい山に行くに限ります。
といっても、不安定な天気なので、温泉になりました。

ちょっと足を延ばして、栃木県の塩原温泉へ。
何度も来ているのに、未湯だった「岩の湯」へ。

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塩原渓谷歩道沿い、川沿いにある、無料の混浴露天風呂です。
観光協会では紹介してくれません。
落石事故があったので、「自己責任で入ってもらっている」とのこと。
そのかわり、無料で24時間いつでも入れます

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湯船は2つあります。
奥のほうは崖の割れ目から源泉ドバドバ投入されていて、
やや熱め。どちらも笹濁りです。

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素晴らしいのは、どちらの浴槽も湯船の底からプクプクと
湯が湧いているのです。足元湧出、源泉そのまま。
かなり、いいです。

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栃木県登録源泉だそうです。


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すぐ近くには、やはり混浴の露天風呂「不動の湯」もありますが、
週末のみの営業のようで、湯船はカラッポ。入浴料は200円。



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▲以前の看板。

今までなぜ未湯だったのかというと、不動の湯、岩の湯ともに、
混浴だというのに、水着やバスタオル、湯あみ着の類はご法度だったから。
脱衣所も一緒だし、外からも丸見え。
ワニ(女性の裸見たさに居座る人)も多数出没するので、
見るだけで終わっていたのです。
それが、一転、女性は「湯あみ着かバスタオルを必ず着用」となったのです。
それなら全然OKです。
けんいちも言ってますが、混浴で女性がバスタオルも何も巻かずに裸でいると、目のやり場に困るから、バスタオルくらいは巻いてもらったほうが安心だそうです。
衛生上の問題もあるのでしょうが、裸入浴の混浴に喜んで入る女性って、
どうなんでしょうか。



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塩原温泉の2湯目は、奥塩原温泉の「大出館」。

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ここは黒い「墨湯」が有名です。
黒い湯の華の中に、ちょっと白っぽい湯の華も混じっています。
味は見た目よりも淡泊な感じ。
基本は混浴ですが、午後2~3時と夕方7~8時は女性専用時間になります。
私も入れるように、その少し前に行きました。
けんいちが三脚使ってこの画像を撮ったら、すぐにどやどやとおばあちゃん3名が入ってきたそうです。女性時間には早かったけど、混浴なので。
左の湯船は硫黄泉です。

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女性専用の内湯。硫黄泉。みんな墨湯に映ったので誰もいません。

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女性専用露天風呂。熱すぎて入れません。
同じ源泉なのに、こちらは透明なグリーン。常連さんによると、
気温が高くなると透明度が増すとか。


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貸し切り浴室。この隣には混浴の内湯&露天風呂があり、
どちらもちょっと小ぎれい。

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塩原温泉で湯めぐりするなら、これ。
「おもて・那須手形」1080円。

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有効期間1年の間に、表記されている宿の風呂のうち、
7ケ所に無料で入浴できます。2ケ所行けば、もとを取れる計算です。
これ以外の宿も、100円~半額ほどの割引になります。
大出館も100円引きになります(600円→500円)。


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塩原温泉に行くと、たいていここ。「花水木」。
おもて・那須」で飲み物がサービスで付きます。
1冊しか持ってないのに、2人分出してくれました。
しかも、「何度来てもいいですよー」ですって。
ランチもおいしくて、1080円。
塩原だからって、毎回スープ焼きそばというのも芸がないしね。
「花水木」、けっこうオススメ。

塩原には、まだまだいいお風呂がたくさんあるんですよ。
温泉付きのキャンプ場もあります。