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バイクツーリング雑誌「アウトライダー」は隔月11日発売。

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今回はこんな付録も!
巻頭特集をまとめたオールカラーの文庫本。なかなか粋ですね。

「アウトライダー」は東日本大震災の当日も、発売されていました。
なんとその号で、私は「あぶくま高原、桜回廊」という記事を
書かせてもらっていました。

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そのころ、福島は郵便も宅配便も止まっていたので、
私がその号を手にしたのは3週間後くらいなのですが、
なんてタイミングが悪いことだろう、と思っていました。

あぶくま高原が比較的放射能汚染が少ないとはいえ、
非難轟轟だろうし、編集部に苦情や嫌がらせが行くのではないかと
心配していました。

が、その記事を読んで、その年にあぶくま高原の桜を見に
ツーリングしてくれた読者の方が、ツーリングレポートも送ってくれて、
何号かあとに、それが掲載されていたのです。

東京の山本正弘さん。ありがとうございます。

なんだか、とても勇気づけられました。
レポート掲載を決めた編集部にも感謝です。

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いろんな支援の方法があるけれど、来ていただくことが一番うれしいです。

今回、私はいつもの温泉記事ではなく、
特別に頼んで、福島のことを書かせていただきました。
温泉を期待していた方、すみません。
温泉のことはまったく出てきません。


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福島のこと、残された動物たちのことが中心です。

2ページだけの記事なので、載せられなかった写真が多く残念なので、
ここで掲載しますね。

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2011年4月17日。浪江町中心部。誰もいない町は映画のセットのよう。
まだ警戒区域が指定される前なので、R114の浪江町津島の検問では
「法的拘束力はないから」と通してくれました。
4月22日の午前0時には
福島第一原発から20㎞圏内が警戒区域に指定され、
誰も入れなくなってしまった。

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▲浪江町の商店街で壮絶な顔で死に絶えていた猫たち

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▲南相馬市小高神社。

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▲浪江町請戸川沿いの桜並木

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▲南相馬市小高区。飯崎のシダレザクラ

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▲浪江町。6号線の少し西側まで津波が来たようです。

2011年4月17日の浪江・南相馬桜めぐりツーリングのスライド動画。↓





原発事故から1ケ月余り。
警戒区域指定前の、貴重な20㎞圏内の様子も見られます。