3月29日(日)、京都の町家カフェ「ゆすらご」さんで
福島の現状、ペットレスキューの話などをさせていただきました。
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▲「RAIF」保護っこ「シトリン」の里親さんがこんな素敵なチラシも作ってくれました.
福島県の形に画像をちりばめてくれています。

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▲会場はこんな感じ。20名余りが来てくれました。
和気藹々とした気取らない雰囲気でした。
来てくれた方々と直にお話ができる、こういう講演会、いいですね。
大きな会場だと緊張しますが、20名程度の会場なら頑張れます。

ペットレスキューでは給餌しかできない私よりも、
ずっとずっと頑張って素晴らしい活動をしている人たちがいますが、

避難せずに福島県に留まり、震災直後の福島を知っていること、
その後の福島をずっと見てきていること、
警戒区域に指定される前の原発20㎞圏内を見たことなどなど、
福島県民として福島の現状も伝えられる立場にいるのではと思っています。




ただ、プロジェクターを持ってきたのに、本番では作動せず、すごく残念。
テストのときはちゃんと映ったのに、なぜなんでしょう?

画像なしでなんとかやりましたが、残念無念です。

レスキュー時の画像もそうですが、
福島は原発、津波、地震ばかりではなく、
自然豊かで温泉もたくさんあって、いいところだということを伝えたかったのに。
福島の四季の美しい風景をたくさん用意していたのですが…。


ところで、会場でも質問しましたが、
福島第1原発がどこの町にあるか、知っていますか?

残念ながら会場では正解は出ませんでした。
福島県民でも答えられる人は少ないかも。

正解は、「大熊町と双葉町」です。

第1原発は全部で6基の原子炉があり、
そのうち4基が大熊町に、2基が双葉町にあります。
東日本大震災で爆発したのは大熊町の1~3号基です。

ちなみに、第2原発は「富岡町と楢葉町」にそれぞれ2基ずつあります。
浪江町には原発はありませんでしたが、
東北電力の原発が浪江町と南相馬市小高区に建設が計画されていました。
※第一、第二原発は「東京電力」の原発で、
福島県が利用している「東北電力」のものではありません。


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▲ずっとブログ友達だった、動物保護活動家・友子さんも来てくれました。
素敵なマダムでした。娘さんは動物看護士。
お母さん同様に保護活動に熱心で福島にも来てくれています。
右端を歩くニャンコは、ここの飼い猫「ふむふむ」(8歳、おす)


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▲猫ちゃんがカウンター席にちゃっかり座っています。
飼い主の「みどりこ」さんをずっと見ています。

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▲「ふむふむ」8歳、やんちゃな男の子。
「ゆすらご」さんにはもう一匹、黒猫の「チャオ」もいます

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▲レトロなディスプレイがいい感じ

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▲なんと!「ガロ」がありました。実物を見るのは初めてかも。

「ガロ」といえば、つげ義春。ここのオーナーのお父さんが好きだったそうです。
私がつげ義春のマンガに出てくる「二岐渓谷」のある天栄村に住んでいると言ったらびっくりしてました。

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▲チャリティグッズも販売。売り上げはすべて寄付していただきました。

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▲当日、京都新聞の記者が取材に来てくださり、翌日の新聞に載せてくださいました。すぐ下には杉本彩さんの動物愛護イベントの記事、横には反原発集会の記事でした。

ということで、なんとか終了。

せっかくなので、京都の春も楽しみましたよ。
(つづく)

※カフェなど小さい規模の講演会、各地でやりたいと思います。
プロジェクターもちゃんと調整しておきます。展示できる写真もあります。
呼んでいただければ馳せ参じますので、ご連絡くださいませ!