イスラム国の事件以来、TVで国枝大使をよく見かけます。
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元シリア大使で、シリアに関する著書もあります。

実を言うと、ぽこ&けんいち、国枝大使とはメル友なのであります。
今からさかのぼること11年前、アフリカをツーリング中、カメルーンの首都ヤウンデでお知り合いになりました
当時、国枝大使はカメルーンの日本大使でした。
 私たちはヤウンデで夫婦してA型肝炎になってしまったため、療養のために1ケ月以上も滞在していました。その間、日本大使館にはずいぶんお世話になったんです。カメルーンの病院に入院するよりは宿でおとなしくしていたほうが安全、と大使館のドクターに言われ、定期的な血液検査をしながらドクターにも検診してもらっていました。
 普通、日本大使館は旅行者に対して冷たいのですが、カメルーンの場合は滞在する日本人が少ないこともあってか、とっても親切でした。
 国枝大使も、私たちの旅に理解を示してくれて、私たちが居た安宿にお見舞いに来てくれたり、大使公邸で食事をごちそうしてくれたり。長い旅歴の中でも唯一のできごとだったので、今でも感謝、感謝なのです。

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▲大使公邸にて
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▲日本食もごちそうになりました。

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大使館の専属ドクター、左後ろの金井ドクターにもとってもお世話になりました。右後ろは点滴するワタシ。左手前は日本人ツーリスト。宿の庭で食事中、強盗に襲われて頭をけがしたのでやはり、ここでお世話になりました。


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▲滞在していた、ミッション・プロテスタント。アフリカでは教会が宿をやっていて、旅行者を格安で泊めてくれます。観光客があまり来ないアフリカ中央部の国ではツーリスト用の安宿も少なかったので、けっこうお世話になりました。
宿泊者同士、庭にテーブルを出して食事をしていたのですが、ある日、2人組の強盗に襲われました。とはいっても、間抜けな強盗で成果がなかったばかりか、逃走手段がなかったので、足の速い宿の息子に捕まってしまいました。

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 カメルーンまで来るバックパッカーはほとんどいないのですが、自転車やバイクなどでアフリカ縦断するツーリストが利用します。これからガボン、コンゴ、ザイール、アンゴラとアフリカの最難関部を行くので、情報交換の場として貴重です。
けんいちと一緒にいるのは、オランダ人ライダー。黒いのはけんいちのバイク。SUZUKIジェベル250ccです。

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アフリカの女性はオシャレですなー。田舎の食堂にて。しっかりボラれました。
ところで、カメルーンは女性の人口が男性の3倍、とかで女性が社会的にも大活躍。白バイライダーにも女性がいました。

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ナイジェリアからカメルーン北部へ入ったのですが、道路はこんな感じ。雨季だとヌタヌタになります。アフリカの雨季は赤道をはさんで反対になるんですよ。ライダーは私withヤマハ・セローです。アフリカでもタンクもノーマルのままでしたよ。

ということで、国枝大使は貧乏旅行者に対しても偉ぶらないし、親切でとってもよい方だという話でした。