三瓶山周辺にはよい温泉が多く、マニア垂涎の湯が点在しています。中でも小屋原温泉と並んで人気があるのが、千原温泉。なんでも、湯がスゴイらしいのです。
 
 
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 山間の一軒宿です。宿といっても、残念ながらもう宿泊営業はしていません。日帰り入浴のみです。感じのいいお姉さんが応対してくれました。
 
 
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入浴料金500円を払って中へ。
 
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▲浴室は階段を降りた場所じあり、湯治場風情です。左の戸を開けると男性用浴室で、寒い時期には湯上りに温まるように五右衛門風呂があります。というのは、ここの湯は泉温33.8℃と人間の体温より低いので、寒い時期はちょっとつらいので、加温した湯で温まるということらしいです。
5月末の時点では十分に暖かいので、湯は入ってませんでした。
 
 ここの湯は茶色に濁った見かけもすごいですが、なんといっても足元湧出! ポコポコとあちこちから泡がはじけています。
 
 
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▲こちらが男湯。誰もいなかったので潜入しました。窓側で明るいです。
 
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▲底から温泉がプクプクと湧き上がっているのがわかりますか?
 
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 10.16g/kgと、成分がとても濃い温泉です。分析表を見る限りは含二酸化炭素ーナトリウム^塩化物・炭酸水素塩泉と思うのだけど、なぜか硫酸塩泉になってますねえ。どういうことなんでしょう?
 
 
 アワアワが楽しくて、1時間くらい入っていました。足元湧出の温泉には何度か入っているけれど、ここはまるで(入浴剤の)バブ状態。ここまでスゴイプクプクは他にありません。千原温泉が一番! こりゃ、話題になるわけです。
 
 平日の終業時間ぎりぎりだったせいか、先客1人が出たあとは誰も来なかったので貸切でした。ラッキー♪ シアワセ満喫できました。