春爛漫。本日も晴天なり。
 昨日に続き、桜を見にツーリングに行きたいところですが、信頼しているペットレスキューボランティアの「みやさん」が、保護猫(70匹以上!)の病院通いもあり、今週は福島まで給餌に来られないとのことで、行ってきました。
 
 平日の活動なので、仕方なく、相棒はけんいちです。
 平日に動ける方、ぜひぜひご協力を。
 
 さて、今回のミッションはN町中心です。放射線量の高い津島地区(帰還困難区域)を通ってアクセスします。備忘録なので簡単にいきます。
 
 
イメージ 1
▲津島地区の入り口。今でもこんな線量ですが、この先はもっとすごかった。
イメージ 2
▲津島地区は山間にあって標高も高いので、桜はこれからが見ごろです。一般の方は観に来ることはできませんが…
 
イメージ 3
▲とある給餌ポイントにて
 
イメージ 4
▲カメラマンO氏が考案・政策した「エサ台」。N町に点在しています。狸やイノシシ、カラスには荒らされませんが、小さな鳥なら簡単に入れるなあ
 
イメージ 5
▲中はカラッポだったので補充しておきました。他にも2ケ所、同様に補充
 
イメージ 6
▲N町には梨畑がたくさんあり、今が花の見ごろ。でも、摘花や摘果など人間が亭入れしないと実が大きくならない
 
イメージ 7
▲海から10㎞近く離れている地点で、カラスがこれを食べていました。なぜ? 川の貝でもこんなに大きくなるの?
 
イメージ 8
▲脳天割れてる。コワイ…
 
イメージ 9
▲除染が進むN町の避難指示解除準備区域。現在は家屋を除染、その後の植栽関係を別な業者が行い、庭の表土をはがして新しい土を敷くそうです
 
イメージ 10
N町の市街地にあるモニタリングポストと比較してみると…。どちらが正しいの?
 
イメージ 11
▲山間部の線量。車の中でもこのくらい
 
イメージ 12
▲F町の惨状。震災直後から時が止まっています
 
イメージ 13
▲とあるガソリンスタンド
 
イメージ 14
▲とある給餌ポイントで疥癬の狸が死んでいました。なぜ狸だけ疥癬がひどいのでしょう? 猫もときどき見かけますが疥癬にはなっていません
 
イメージ 15
▲たくさんの種類の標語が書かれた幟と除染廃棄ブツのヤマ
 
イメージ 16
▲山木屋地区。国道459号沿いには除染の基地と業者の宿舎が点在。奥に見えるのは除染で出た廃棄物を入れた黒い袋。行くたびに増えていて異様な光景。福島県民の私には見慣れた風景ですが、県外から来ると「やっぱり、福島は…」と思われそう
ということで、40ヶ所のポイントすべてに給餌できました。
今回は、「被災動物レスキューRAIF」さんからご支援いただいたフードと、東京のペットボランティアMさんからの支援金で購入させていただきました。ありがとうございます。