福島県内ではあちこちで除染作業が行われています。 特に楢葉町では住民の帰還に向けてなのか、ものすごい数の除染業者の車を見かけます。
 
 中通りの我が家も除染対象になっていますが、いつやるのかは不明。3年後くらいとも言われていて、1軒につき70万円の予算だそうです。3年後以降にそんなにお金をかけてやる意味ってあるのか? どうせ庭の表土を剥いで屋根や壁を高圧洗浄するくらいなのに。以前も地区内の道路の除染を50万円かけてやったけれど、アスファルトを高圧洗浄しただけで、しかも地震であちこちヒビが入っていたので、その後すぐにアスファルトを新しくしていました。それなら除染を頼んだ意味がないってば。全部税金です。
 
 
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▲毎週日曜日に新聞に折り込まれる求人チラシ。震災前は2紙だけだったのに。今は6~7紙。除染作業員の募集も少し前に比べて少なくなりましたが、まだまだあります。
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 除染作業の給料も、勤務場所によってずいぶん違います。原発に近い場所や飯舘村あたりは高く、放射線量の比較的低いエリアは安い傾向にあります。給料が高い場所の求人は最近あまり見かけません。もう人員確保できたのでしょうか。公共事業なのか、中間搾取もすごいらしく、搾取に怒った下請け作業員のヤクザが、中間業者の社長を車で追跡して拉致した事件もありました(その後の報道なし)。
 
 県内にはこうした除染業者の宿舎もたくさんできています。
 黒い袋がどんどん増えていって不気味だし、ヤクザが絡んでいるようで治安も心配です。
 
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▲楢葉町。除染後の土や草を入れた黒い袋は増え続けています。