昭文社でのツーリングマップルの全体ミーティングのあとは実家に1泊し、日本温泉地域学会の研究発表大会に参加するため、草津温泉へ向かいました。
 
  震災前は欠かさずに参加していたのですが、ここ3回ばかりはペットレスキュー活動と重なってしまい行けずにいたので、2年ぶりの参加となります。
 
 日本温泉地域学会との関わりは、2007年。
 2006~2008年、私が昭文社のWEB上で「まっぷる温泉ナビゲーター」なるものを務めていた頃に「温泉観光士養成講座」を受講したのですが、その主催団体が日本温泉地域学会だった縁で、以後、会員として温泉の勉強をさせていただいています。「温泉観光士養成講座」は毎年開催されていますので、興味のある方はぜひ。
 現在、一緒に「ねこ温泉いぬ温泉」の企画を進めている、温泉ライターの西村りえさんと知り合ったのも、この日本温泉地域学会です。今回は草津で看板猫のいる宿をリサーチしていたので、その取材も兼ねて行ってきた次第。
 というわけで、ツーリングマップルのミーティングの翌日、一路草津へ。
 夜遅くに道の駅に到着し、車中泊。ここには毎度大勢の車中泊仲間が集まっていて、ほぼ満車状態でした。
 
 日本温泉地域学会とは日本および海外の温泉に関する総合研究の場で、大学教授や温泉評論家など温泉業界の重鎮をはじめ、温泉宿関係者、観光関係者などなどが集まっています。
 半年に1回、日本各地の温泉地で研究発表会が開催されますが、同時に温泉地の視察なども行っていて、ちょっとアカデミックな感じです。今回の会場は、「中沢ビレッジ」。草津では温泉街の宿に泊まることが多いので、ちょっと新鮮。
 
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▲研究発表の様子。温泉評論家で日本温泉地域学会の会長でもある石川理夫先生の発表です。
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会員になると年2回、会報誌が送られてきます。観光ガイドブックなどと違い、かなり専門的な内容で、日本だけではなく中国や台湾、今回はタイの温泉のことも書かれてありました。会員には中国の方もいます。
 
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▲東西の「濃い温泉」マネージャーの対面も恒例です。左が松代温泉(長野市)「国民宿舎 松代荘」のマネージャー・小柳氏、右が花山温泉(和歌山市)のマネージャー西口氏。どちらも成分の濃い温泉で有名です。
 
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▲草津のシンボル、湯畑。日曜日だったので大勢の観光客が来ていました。草津はやっぱり人気があるんですね
 
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▲共同湯のひとつ、「白旗の湯」。草津にはたくさんの共同湯があって、どこも無料で入れるのがすばらしいです。ライダーもたくさん来ていました
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▲あちこちでライラックの花が咲いていました。
 
温泉ねこ、温泉いぬにもたくさん出会いましたので、また紹介します。