GWが終わってすぐ、我が家に久々の客人がやってきました。しかも、真っ赤なDUCATIに乗った若者です。
 
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 6月にロシア経由で世界一周バイクツーリングへ旅立つ、滑川くん(32歳)&長谷川亜由美さん(27歳)のカップルです。
東京で映像関係の仕事をフリーでやっています。
 
 彼らは海外ツーリングライダーのネットワーク、「WTN-J」(ワールドツーリングネットワーク・ジャパン、通称:ワッツー」のお話会や経験者の話などを参考に準備を進めてきました。4月で仕事をストップ、亜由美さんの実家(会津)に挨拶に行った帰りに我が家へ寄ってくれたというわけです。
 
 一応、ぽこけんは同じロシアルートでのバイクツーリングの先駆者。12年前の2001年の7月に旅立ったのでした。その当時は新潟や富山からウラジオストックの定期船があり、甲板にズラリと並ぶTOYOTAの中古車の間にバイクを乗せて不安とともに旅立ったのでした。
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▲2001年7月16日、ウラジオストック港
 
ロシア編の記事→
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 2013年、現在、富山や新潟からロシアへの船はなくなり、境港(鳥取県)から韓国を経由してウラジオストックに行くか、稚内港(北海道)からサハリン経由でロシア本土に渡るかの2通りですが、ウラジオストックでの通関には手数料そのほかで30数万円もかかるので、サハリン経由にしたとのこと。
 
 私たちのときは、日本からバイクを運んだ前例がほとんどなかったので自分たちで手探りで通関したのでしたが、お金もほとんどかからなかったし、夕方には通関終了したのに、その後は商売としての通関業者も登場して面倒になったようです。
 
 
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 私たちは250ccクラスのバイク2台でしたが、彼らはBMW1200GSでタンデム。亜由美さんがバイクの免許取り立てで運転に自信がないから、という理由ですが、私たちの2台分を合わせたよりも排気量も値段も高んですねー。
 
 最近の若い人は旅をしなくなりましたが、彼らのあとに続き、どんどん世界を旅してほしいですね。
 
※そういえば、けんいちも旅立ったときは滑川くんと同じく32歳だったんだ、とあとで気が付きました。月日が経つのは早いものです。