昨日の猫の日に続き、また猫の話題。
先日、うれしい知らせがありました。
 
 震災以来、行方不明になっていた猫ちゃんが、無事に保護されたとのこと。
  飼い主さんから依頼を受けて、私たちがずっと保護しようとしてきた猫ちゃんです。短い時間の滞在では姿を見ることはできず、何度か捕獲器を掛けてもダメでした。
  飼い主さんも一時帰宅のたびに探してはいたのですが、やはり姿を見ることはありませんでした。まだ2歳で元気だったから、フードだけ置いておけば命は繋がる。
きっと、どこかで生きていると信じて続けてきました。
その猫ちゃんが、昨年末、行政による保護猫の中に居たそうです。自宅の近くで、少しふっくらしていたとのこと。やっぱりフードは食べていたんです。
 
 行政による捕獲は、ときどき行われていますが、継続的ではないし、給餌はしていません。民間のボランティアが給餌しなかったら、かなりのペットは餓死していたはずです。
 
 飼い主さんはあきらめかけていましたが、2年近く経って、こうして再会できることもあります。本当によかった。

 
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▲給餌する「たけさん」。ここの放射線量は地上1mで10μシーベルト。フードは毎回確実に減っています。まだ猫ちゃん、います。「たけさん」は静岡から定期的に福島に来てくれています。仕事を持っているのに、震災直後から欠かさずです。彼女のおかげで私も活動を続けてこられています(最近はさぼってばかりですみません)。
 
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▲あの日から時間が止まったままです
 
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▲ボランティアの多くが目撃、保護しようとしていたこのワンも、昨年末、行政の捕獲で無事に安全な場所へ行くことができました。
 
「コラッセふくしま」での「にゃんだーガード」写真展、明日までです。入場無料なので、福島市近郊の方、ぜひお越しください。