●4月12日
浪江町・大熊町・双葉町・富岡町
 
富岡町の飼い主さんに同行してきました。
ここ2日は放浪犬も見ないし、猫もほとんど見かけません。ブタもいなくなりました。牛の姿ばかり目立ちます。
 
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県道35号沿いの道路崩落個所。浜通りの山際を南北に貫く県道35号線は通称「山麓線」と呼ばれています。3.11の地震による被害が大きく、大熊~浪江町ではあちこちで崩れたままで修復されていません。走行注意です。放射線量もけっこう高いです
 
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Mさん宅。ダチョウの餌を犬も食べています。ダチョウがなぜか2匹に増えてました
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(左)福島県でも暖かいはずの浜通り。モモやハクモクレンが満開でようやく春がやってきました。桜はもう少し。(右)富岡町役場近く。新しい柵の中に牛が40頭近く囲われてました。殺処分は撤回されたのでよかったです。せっかく1年以上も生き延びた運の強い牛たちなのだから、復興の象徴として大事にしてあげてほしいと思います。
 
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「おい、にんげん。おれたち、たすかるのか?」
 
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「なんだか知らんがここに連れてこられたんだな」
 
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「これからエサも水もちゃんともらえるのか?」 
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「みんな、まだしばらくおれたちを見守ってくれよ」
 
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(左)圏内のあちこちに設置されたモニタリングポスト。富岡第二小学校の校庭で数値は3.976。周辺では除染作業が盛んに行われています。
(右)区域再編で川内村の検問の位置が変わっていました。検問を出てしばらく行くと車のスクリーニング。タイヤだけ測ります。だいたいが350~500ベクレルで、基準値の13000よりはるかに下回っているそうです。